地元の所沢市駅東口前の病院内に「市民ギャラリー」が新設されることになりました。市有地を病院に売却する代わりに、病院内に市の施設をつるくことになったためです。
この新設の「市民ギャラリー」の使用を広く地元市民団体などに使いやすいようにして欲しいと所沢市にお願いしました。
要請したのは、地元の日本共産党北秋津後援会、吾妻後援会、婦人団体の新日本婦人の会の三団体でした。要請する側から7人、紹介議員として荒川ひろし市議、市側から忙しい中、担当部局の方 4人に対応してもらいました。
要請書です。
私たちの要請の基本は、「ギャラリーとして使用しない期間は、他の公民館と同様に、2時間単位で市民団体にも利用できるようにいて欲しい」と言うものです。
市の担当部局の答えの要旨は、
1 施設はギャラリー仕様で病院から提供されるので、基本的には「展示などの文化団体」に利用してもらう
2 折角の施設があまり利用されず、遊休施設とならないよう指定管理者に努力してもらう
3 ギャラリー施設に伴う室内の備品などについては、必要なものは市で配備する
4 病院内の施設なので、音響その他、病院運営に差しさわりの出るような利用方法は考えていない
これに対して、私たちは、「市の責任で防音装置などを行えば、利用団体の幅が広がるのでは?」「所沢駅東口には公民館などの施設がないので、地元市民に使いがっての良い施設にして欲しい」など、地元の要望を伝えました。そして、新たに市が作るガイドラインに多目的利用や有効活用の方策も盛り込んで欲しい と要請しました。
市は、「防音装置については考えていないが、みなさんの要望も踏まえてガイドラインを考えて行きたい」旨の回答でした。
実際の施設供用開始予定は、2018年4月とのことです。その前にガイドラインの作成、指定管理者の選定などを行いますので、引き続き市の取り組みを見守り、必要があれば今後も、市に対して私たちの要望を届けたいと思います。