今日のしんぶん赤旗と東京新聞です。どちらも、今、東京都議会で審議されている「東京都迷惑防止条例改正案」の問題を取り上げています。
こちらは、しんぶん赤旗です。「迷惑条例」に名を借りて何でも規制が可能になるとその危険性を報じています。
こちらは東京新聞です。改正案が通れば、国会前の抗議行動なども規制の対象になると報じています。国政私物化の安倍政権に抗議する市民が毎日沢山国会周辺に集まっていますが、この人たちも「迷惑条例」で排除されるかも知れません。
その他、駅頭での署名活動、宣伝活動、労働組合の会社前での宣伝行動も「つきまとい」との理由で排除されかねません。
新聞は「迷惑」の定義があいまいで、取り締まる警視官の恣意的判断が横行しかねないとも言っています。
しかも、この改正案は3月22日に委員会採決、29日には本会議で採決される予定で、成立すれば、7月から施行されるそうです。
「東京都の条例だから・・・」と無関心ではいられません。すべての市民に「なんでも規制」が横行し、もの言えぬ社会になってしまうことは目に見えています。誰もが、関心をもって今後の推移を見守って必要があります。