今日は、連れ合いに付き添って呼吸器内科の診察を受けに行きました。
連れ合いが通っている病院は、元の国立結核療養所です。広い園庭には戦中・戦後の結核の療養にまつわるいくつもの遺構が残されています。
その一つです。
結核から立ち直って社会復帰するために、先ずは歩くことから始めましょう とその出発点の跡もありました。
社会復帰を目指して軽作業から始めた作業所の跡は、「桜の園」と名つけられ立派な桜の林になっていました。
連れ合いの病気は現在の医学では完治の方法がなく、今ある肺の機能を衰えさせずに長く持ちこたえるか の養生をしているだけです。
先人が結核に打ち勝って社会復帰したように、連れ合いも今の肺の機能を維持して日常生活を続けることを目指しています。
園庭の桜を見ながら小一時間歩きました。満開のさくらのように、私たちにも朗報が届くことを願いながら・・・