今日の東京新聞の夕刊にこんな記事が載っていました。
京都大学が大学の基本方針として「軍事研究はしない」と言う方針を決めて、改めて大学のホームページに掲載したと報じました。
さきの戦争中、日本の傀儡国家満州国では、陸軍の731部隊で、中国人捕虜などを使った最近研究が行われ、京都大学など日本の一流の医学者が動員されたと言います。「富国強兵」の元、大学人などが軍事研究に没頭し、兵力向上をめざしました。第2次世界大戦の未曽有の惨禍の教訓から敗戦後、大学や学術会議などは当然のこととして、軍事研究はしないと決めました。
しかし、時代と共にその流れは怪しくなり、自公政権の戦争できる国つくりに歩調を合わせるように、「産学協同」の名のもとに兵器の開発などに与するようになりました。
改めて、京都大学が「軍事研究をしない」と決めた意義は大きいと思います。他のすべての大学がこれに倣って欲しいと思います。
ぜひ、ご一読ください。