囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

直して、使う・・・

2019-11-23 18:31:32 | 囲碁きちのつぶやき
ウォーキングシューズの踵の部分が異常にすり減ってしまいました。私の歩き方が悪いためでしょう。その為、新しいウオーキングシューズを買いました、



SIRIO と言う靴です。連れ合いから、「新しいのを買ったのだから、古い方は処分した方がよい。離捨離の一環ですから・・・」と言われました。

今まで、登山靴も、ウオーキングシューズもすべて、キャラバンシューズでした。まだ、キャラバンの2足のウオーキングシューズがあります、
踵以外は特に損傷もなく、十分使えます。
そこで、修理をすることにしました。街の靴屋さんです。店主は私と同じ位の歳の方でした。今日、修理済みの靴を取りに行きました。



完成品です。右が、2016年製のキャラバン、左が、2012年製のキャラバンです。踵を張り替えてもらいました。立派な靴になりました。

ついでに、アコーディオンを運ぶソフトケースの背負いベルトが痛んでいたのでこれも補修してもらいました。



受け取りに行って店主と話しました。聞けば、私より年上の85歳だそうです。福島から上京し、靴店に丁稚で入り、70年以上、靴職人として働いてきたそうです。貧しい実家を助けるため、ズート仕送りをしていたそうです。
そういう家庭に育ったこと、職人根性もあり、物を大切に使い、壊れたら直して使うのが当たり前 と思ってきたそうです。ですから、どんな修理も嫌がらずにやるそうです。

店主は、私の顔を見ながら、「アコーディオンのケースも2足の靴も一生ものだ」 と誇らしげに言いました。
スッカリ意気投合し、今度はアコーディオンのベルトの補修をお願いしようと思っています。

何か、とても得をしたようなさわやかな気分になった一日でした。




コメント
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