囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

これは明解・・・

2020-10-07 17:59:11 | 囲碁きちのつぶやき
菅義偉総理大臣が、日本学術会議から推薦されtた新会員候補6人を任命しなかった問題が大きく取り上げられています。野党だけでなく、いろいろの分野の方が菅総理大臣の暴挙に対して抗議の声を上げています。

私も、菅さんは「とんでもないことを始めた」と憤りました。しかし、今日の東京新聞を見て、「とんでもない暴挙だ」と確信しました。
「私説 論説室から」というコラムです。「私説」とはいえ、なるほどと得心しました。



「・・・に基づいて」の確定的な解釈です。

日本学術会議法は「会員は学術会議の推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」とあります。これを菅内閣総理大臣は、6名について反故にしました。

日本国憲法6条には「天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する」とあります。
国会が指名した者を、天皇が任命しなかったらどうなるでしょう。

国会で菅義偉氏が内閣総理大臣に決まりました。それを、天皇が「総合的、俯瞰的活動を確保する観点から判断した」として、菅義偉氏を任命しなかったり、他の人を任命したらどうなるでしょう。「象徴天皇制」は崩壊してしまいます。天皇陛下には判断の余地はないのです。

そのような主旨のことを、「私説 論説室から」の豊田洋一さんは述べている と私は理解しました。
そして、今回の菅総理大臣の行為は「まさに暴挙だ」と得心しました。

だから私は、抗議の声を上げ続けます。
コメント
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