囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

声を上げねば・・・

2020-10-16 13:35:56 | 囲碁きちのつぶやき
久しぶりに新聞一面にうれしい活字が躍りました。



今日の東京新聞です。
郵便局で働く非正規の労働者が「正規職員との待遇格差はおかしい」と裁判に訴えました。下級審から長い月日をかけて運動を進めてきました。その結果がやっと出ました。



私も現役時代は郵便局で働いていました。OBとして、この裁判闘争にささやかながら関わってきました。関わったといっても、「労働契約法20条裁判をたたかう郵政原告団を支える会」に加わり、会費を払い、公正な裁判を求める署名活動に取り組んだだけです。
でも、私のような小さな支えが束ねられて、今回の大きな成果につながったと思います。

郵便局で働く約38万人のうち、18万5000人が非正規労働者だそうです。今回訴えを起こしたのは、この内のたった12名ですが職場全体に与える影響は限りなく大きいです。少数者組合に支えれれての裁判でした。この判決で少数者組合の組合員が増えることを期待したいですが、現実はなかなか難しいようです。



「おかしいことには、おかしい」と声を上げることの大切さを教えてくれた原告団のメンバーです。

その一方で、新聞にもあるように「大学のアルバイトのボーナス」「販売店の契約社員の退職金」は、前々日、最高裁で退けられました。

新自由主義のもと、格差はますます広がります。また、「働きか方改革」の美名のもと、無権利の働く人も増えそうです。
働く者の生活と権利を守るため、これからも現役の人たちと連帯してゆきたいと思います。


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