囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「私も苦労人・・」 体験談に学ぶ?

2020-10-24 17:56:03 | 日記
私の従兄に、中学卒業と同時に印刷屋さんに丁稚奉公に入り、苦労をして印刷屋さんを始めたKさんがいます。
私よりも3つ年上で、もちろん、今はリタイアーしています。

昨年大学を卒業して、社会人2年目の孫が以前から、そのKさんの話を聞きたいと言っていました。
そこで今日、自家用車で、長男と孫と私の連れ合いの4人でKさんの家にお邪魔しました。
道路が混んでいなければ1時間で着くところですが、今日は行楽渋滞に巻き込まれて2時間もかかりました。
そのため、着いたのが昼時になってしまいました。

早速、うなぎ屋さんに行きうな重をごちそうになりました。



孫が、「後は自分が運転する・・・」というのでお酒を飲み、美味しくうな重をいただきました。
Kさん宅に戻り、思い出話を聞きました。



Kさんは、小学校4年生の時に群馬県に学童の集団疎開で行きました。6年生は温泉旅館でしたが、Kさんたちはお寺さんで寒くて食べるものもなく苦労したことを話しました。

戦後は中学卒業と同時に町の印刷屋さんに住み込みで働きました。朝早くから夜遅くまで働きながら仕事を覚え、40歳過ぎに独立して、印刷屋さんを開業しました。起業後も家族みんなで働きづくめに働きました。その時の苦労などを冗談交じりに淡々と話していました。



パソコンの使い方は孫の方がすこし詳しいようで、Kさんに使い方をアドバイスしていました。

今は誰もが大学まで行く時代ですが、Kさんの時代は中学を卒業すると働き始めるのが当たり前の時代でした。
学童疎開のこと、住み込みで働いたこと、独立してからの苦労話など、孫がどんな風に聞いたかはわかりません。
でも、社会人になったばかりの孫にも何か、得るものがあったと思います。

Kさん、ありがとうございました。

コメント
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