前夜祭？

「母の日」に比べて、影の薄い「父の日」ですが、気を使ってくれる方もいました。
娘の連れ合いさんから、「父の日」のプレゼントをいただきました。
酒好きの私の一番喜ぶもので「お酒」でした。



秋田のお酒で、普通のお酒よりもかなり強いお酒で、アルコール度は１９度もありました。オンザロックで飲むのが良いとのことでした。そこで、早速、オンザロックで飲んでみました。
とてもまろやかで飲みやすくなりました。私が喜んで飲んでいるに比べて、「お祝いの言葉」もない９５歳の母親は憮然としていました。

教科書を見に行きましょう！

今年は中学校の教科書の採択が行われる年だそうです。各市町村でどんな教科書を来年採用するか決めるようです。所沢・子どもの未来と教科書を考える会などでは、「現在展示中の教科書をぜひ見に行ってほしい」と呼びかけています。所沢市での教科書展示及び閲覧は下記の通り行われています。



そして、育鵬社・自由社の教科書をよく見て欲しいとも呼びかけています。



これらの教科書では、国民主権や憲法の平和主義をないがしろにして、戦前に回帰するような教育を仕向けるないようになっているそうです。安倍政権が今やっていることと軌を一にしているから恐ろしいです。

私も実際に教科書展示を見に行こうと思っています。会場には、アンケート用紙が用意されているようですので、感想も書いてこようと思っています。

ぜひ、一人でも多くの方が見に行かれるようお勧めします。

戦後７０年目の「戦争展」

今年は、日本が第２次世界戦争で敗戦してから７０年目になります。その節目の年の「所沢・平和のための戦争展」の実行委員会があり出席しました。

所沢での戦争展は今年が第２８回です。私は、年金者組合の戦争展担当として１２年参加しています。
会場とり、企画・立案など往年のスタッフがいます。その粘り強い努力に敬服です。今夜の実行委員会の資料などです。



いろいろの団体の方と、今年の企画について相談しました。一番のネックは、会場が、所沢市役所内の会場がとれず、お隣の所沢文化会館展示場のなったことです。

来てくれる方のためには条件が悪くなりました。しかし、知恵を出し合い、一人でも多くの方に見に来てもらえるよう展示企画を魅力的なものにしよう　と知恵を出し合いました。

人権無視の会社ー日本航空

昨日、テレビのニュースを見ていたら、日本航空が妊娠した客室乗務員（スチュアーデス）にマタハラをして、裁判に訴えられたと報じていました。どんな事件なのか知りたいと思っていたところ、今日のしんぶん赤旗にこんな記事が載っていました。




昨年8月客室乗務員が、妊娠したことを会社に告げ、地上勤務にして欲しいと申し出たところ、「働く場所がない」とのことで、「無給」の休職にされてしまったと言うのです。
労働基準法では、妊娠中の女性から請求があれば軽易な業務に転換させねばならない、男女雇用機会均等法では、妊娠、出産を理由とした不利益扱いをしてはならない　と定められています。

日航は、軽易な作業があるにも関わらず、こうした作業につかせず、「無給」の休職にしたことは典型的なマタハラです。今後の裁判の行方が注目されます。

ときあたかも、今日は日本航空の株主総会が行われたそうです。そこでは、日航の民営化の経過の中で不当に首切りをされた日航争議団（解雇されたパイロットと客室乗務員）の人たちが日本航空の株主総会会場への沿道で、職場復帰させるべきだと宣伝したそうです。



人員不足で夏の繁忙期に臨時便を十分出せなければ、会社にとっても損失です。そして、御巣鷹30年の空の安全、昨日のマタハラ提訴についてもアピールしてそうです。

昔も、今も労働者の人権を無視続ける日本航空のやり方に、改めて怒りを覚えました。

安倍政権は、少子高齢化対策、女性の輝く社会　などと言葉だけをもてあそんでいます。その一方で、「一生派遣」「金さえ払えば首切り自由」など、財界の望むような労働法制に改悪しようとしています。そんな政権の意向が大会社の日本航空のマタハラを助長したとも思われます。日本の財界は、労働者の人権を無視して、社会的責務をはたしていないと思います。
残念でなりません。

これは、判りやすい！

先日の衆議院憲法審査会で、安倍自公政権が国会に提出した「安全保障法制は憲法違反」と意見陳述した小林節氏と長谷部恭男氏が、記者会見を行いました。
この中で、小林節氏は、次のように述べています。とても解かりやすい発言ですので、以下に引用します。



小林教授：私も結論は撤回すべき。違憲というのはもちろんですが、恐ろしいのは、憲法違反がまかり通ると、要するに憲法に従って政治を行うというルールが無くなって、北朝鮮みたいな国になってしまう。キム家と安倍家がいっしょになっちゃうんです（会場から笑い）。これは絶対に阻止しなければならない。そして、安倍さんの言うとおりにすると、自衛隊はアメリカ軍の二軍になってしまって、その結果日本は傷ついた上に破産してしまいます。だから何一つ良いこと無いんですね。撤回しないならば選挙で倒すべきだと思います。


　お二人の発言の詳細は、ネットで「小林節」で検索しても、読むことができます。ぜひ、ご一読をお勧めします。

【詳報】「安全保障法制は違憲、安倍政権は撤回を」〜長谷部恭男氏 ...
http://blogos.com/article/116803/

http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/15/national-security-law-unconstitutional_n_7584650.html