広島市には、6本の川が流れています。
その中で、一番地味な川・猿猴川(笑)。
この川には、古くからカッパ伝説があります。
JR広島駅のそばに、河童(かっぱ)の像が設置してあります。
カッパ、河童・・・猿に似た想像上の生き物です。
猿猴(えんこう)というのは、インド伝来の妖怪とのことだそうです。
川の街・広島。
12世紀を生きた平清盛公やバイレーツ村上水軍の時代から、海運、水運が運送の主流でした。
水のそばで生活、仕事をしていた人たちは、カッパを信じていたのだと思います。
こどもたちの安全確保のための脅しもあったのだと思います。
その猿猴川(えんこうがわ)に架かる橋・猿猴橋。
大正15年(1926年)に造られた、この橋は最近、改修されました。
大正ロマンを感じさせる美しい橋になっています。
水辺は楽しいけれども、危険がいっぱい!
かっぱ伝説・・・これからも、こどもたちに伝えていきたい街の歴史です。