はじめて、国立公文書館に行ってきました。
本当に地味で、無機質な建物です(笑)。
先月から気になっていた「JFK その生涯と遺産展」。
米国のケネディ大統領を、160点の資料と映像でたどるというもの。
主催は、国立公文書館とジョン・F・ケネディ大統領図書館。
43歳で第35代アメリカ合衆国大統領に就任したジョン・F・ケネディ(1917年~1963年)。
長女のキャロラインさんは、駐日米国大使を務められています。
ケネディの生涯を解説した年表や直筆原稿、長女の書いたクレヨン画、執務室に置いていたペーパーウェイト、演説のビデオなどなどが展示されています。
この展示を見て、思うのは、米国大統領のプレゼンス。
若きケネディが大統領に就任したのは、現任のオバマ大統領のような熱烈なムーブメントの中からでした。米国人の持つヒーロー・ヒロインを待望する気質にズバリとはまった大統領ということが出来るのだと思います。
ケネディが架けた5つの橋
1. ソ連への橋・・・キューバ危機、米ソ間にホットラインを設け平和共存の道を歩み始めた。
2. 核軍縮への道・・・部分的核実験禁止条約に調印し、核兵器の削減へ第一歩を踏み出した。
3. 宇宙への道・・・月へ人を送るアポロ計画に着手し、アメリカ国民に夢と希望を与えた。
4. 平等への道・・・人種、性などに基づく不当な差別を禁じる、公民権法、新移民法制定に着手した。
5. 日本への道・・・池田内閣総理大臣と共にイコールパートナーシップを謳い日米関係の新時代を開いた。
そのJFK展。5月10日まで、東京・竹橋で開催中。
入場無料です。