世界的に見ると日本の女性活躍は、まだまだ発展途上・・・。
145か国中125位という悲しいランキングです。
特に、経済界や政界・財界での女性活躍の場が用意されていないというファクトがあります。
が、最近ではJRや路面電車、路線バスやタクシー、大型トラックの運転手さんに、女性の姿が見られるようになってきました。
お客さんに優しくホスピタリティ溢れる女性は、男性よりアドバンテージがあります。
今では、男社会だった自衛隊の上級幹部にも女性が起用され、海上自衛隊の護衛艦の艦長もいます。
けんせつ小町・・・建設業で働く女性たちを応援する新語。
建設現場でも、ヘルメット、安全靴を着用した女性の姿が見られるようになってきました。
男社会だった建設業も変化の兆しが見られます。
大学の建築学科を卒業して、一級建築士や施工管理技士の国家資格を持った女性も増えてきました。
「けんせつ小町」、応援したいです。
2024年問題。
政府、厚生労働省の働き方改革法の施行により、年間の労働時間の規制がかかるようになりました。
2024年4月より運送業、医療機関、建設業でも、一般の労働者と同じ規制が施行されます。
時間外労働(残業)も原則月45時間、年間360時間を超えての長時間労働は許されません。
運送業、医師などの医療機関では特別条項を締結すれば360時間が960時間になりますが、建設業では労基法が適用され、例外は許されません。
少子高齢化、人口減少が進む中、建設業では、工期の長期化や中止が出てくるのではと推測されています。
大阪の万博や能登半島地震復旧などにも影響を及ぼすかもしれません。
建設業では、一般の労働者より時間外労働が約35時間多いそうです。
一般の労働者より約20%長く働いています。
また、この25年で建設業で働く人は685万人から479万人に約20万人以上減少しています。
その分、一人当たりの長時間労働に繋がっているのです。
少子化などで職人さんになる若者も減少・・・建設業の人手不足は深刻です。
友人の建設会社の経営者もアタマを抱えています。
この対策は、女性活躍の場の創出、シニアや外国人の活用、作業の効率化など、様々な施策を総合的に勘案しながら進めていかなければなりません。
スーパーゼネコンでは、建設現場でスマホを使ったデジタル化、デジタル活用のシフト勤務、メタバース図面などを導入し始めました。
また、パワーアシストスーツ、ロボット、ドローンなどのハイテクの導入も進んでいるそうです。
女性活躍の場も出来つつあります。
けんせつ小町・・・建設業で働く女性たちを応援します!
今週は、国際女性デー。
女性活躍、熱烈応援です。
ジェンダー指数・・・「なでしこJAPAN」で世界トップクラスを目指しましょう!