県の診断協会のオンライン研修を受講しました。
zoomを使った3時間の勉強会・・・中小企業診断士の研究グループが作ったExcelの資金繰り表の習得のための研修です。
新型コロナウイルスの経済対策の中で、資金繰り表、資金計画作成のニーズが高まっています。
診断士の先輩が登壇。
書斎でPCのモニターに集中。
なかなか充実した3時間でした。
新型コロナウイルスの「3密」を回避するために急速に増加したオンライン研修。
zoomやTEAMS、webxなどのオンライン会議システムを使うことが大半です。
講師からの一方的な講義ではなく、チャットを使ったり、「いいね」ボタンがあったり、リアルタイムで質疑応答が出来たりします。
zoomには、遠隔地どうしでグループワークやグループ討議の出来るブレークアウトセッションという機能もあります。
研修のために交通費や宿泊費を使って集まる必要もなくなりますし、トータルでコストは下がります。
時代は進化しています。
ただ、リアルな研修と違って、まだまだ工夫の余地は残されています。
・PC画面を見ての4~5時間の研修は、さすがにきつい。
・集中力がもたない。
・知識の獲得はいいが、スキル研修や思考を深める研修には、ちょっと不向き。
・受講者間、講師-受講者間のシナジーが働きにくい。
・表面、表層だけの理解に留まる可能性がある。
・リアル研修と異なり、なぜか記憶に留まる率が低い。
withコロナの時代、オンライン研修は、まだまだ増えていくと思います。
もう過去には後戻りしないと考えています。
zoomにしたってTEAMSにしたって、しょせんは、会議システム。
どこかのSierが、研修システム、トレーニングシステムを開発してくれないかなあ、と考えている昨今です。
学校や企業で高いニーズがあると思います。
そんな会社が出てきたら、その会社の株式は「買い」です(笑)。