京都の風情を楽しめる白川あたり・・・南通りには川が流れています。
このあたりを散策していると、若旦那になった気分・・・笑。
ゆっくり、まったりと時が過ぎていきます。
そこに建つ吉井勇さんの歌碑。
吉井さんは、祇園を愛し、祇園の舞妓さんや芸妓に愛された歌人でした。
かにかくに
祇園はこいし 寝るときも
枕の下を水のながるる
この歌碑は、昭和30年11月8日に、吉井さんの古希を祝って建てられたもの。
「かにかくに」・・・とにもかくにも・・・といった意味合いです。
毎年11月8日には、かにかくに祭が行われ、大勢の芸舞妓さんが集まります。
この歌を詠んだのは、お茶屋さんの大友。
寝床の下には、川が流れています・・・。
そこの女将は、文芸芸妓と呼ばれインテリ女将だった磯田多佳さんでした。
なかなか粋な世界です。
吉井勇さん、かっこいいなあ。
そういえば、大学時代、親友はいつも着流しに雪駄で学校に来ていました。
六法全書を小脇に抱え、ちょび髭もはやしている・・・。
たまに、東北や京都・奈良などに一人旅。
彼は、演歌の作詞家志望・・・。
マイワールドにはまっていました。
単なる変わり者でした・・・失礼!
今は、立派なバンカーです・・・笑。
そのころの自分、古都には全く興味がなく、六本木や渋谷で大遊びしていました。
ホント、歳をとったものです(笑)。
このあたりのコンビニは、いつものコーポレートカラーとは異なります。
ローソン・・・黒色です
セブンイレブン
花街の雰囲気、空気を邪魔しない、なかなか素晴らしい店舗づくりだと思います。
京都の奥行・・・まだまだ深いものがあります。