能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

今年の歌会始めのお題は、「望」。望ましい未来、将来への希「望」、展「望」を持って、しっかり準備をしていく年

2020年01月04日 | 学問
今年の歌会始めのお題は、「」。
未来志向の良いお題だと思います。

お題は、その年のキーワードになると考えており、毎年、その年の目標、計画づくりに活用しています。

毎年新春に天皇皇后両陛下や皇室の方々も参加され皇居で行われる短歌を詠む会・・・歌会始め。
おそらく宮中の陰陽師や風水師が時代や将来を見据えながら、お題を決めるのだと思います(笑)。


去年の皇居の歌会始のお題は、「光」。
やっと光が見え始めたということでしょうか。
「光」から「望み」へ・・・実に未来志向、ポジティブです。

歌会始お題 平成20年~平成31年

平成31年 「光」
平成30年 「語」
平成29年 「野」
平成28年 「人」
平成27年 「本」
平成26年 「静」
平成25年 「立」
平成24年 「岸」
平成23年 「葉」
平成22年 「光」
平成21年 「生」
平成20年 「火」
宮内庁のホームページでは、昭和22年からの歌会始のお題が出ています。
ちなみに昭和22年のお題は、「あけぼの」です。


今年の干支は「庚子(かのえね)」・・・新しい環境に対応する体制を整える年になります。
「庚(かのえ)」という漢字は、臼と杵で穀物をひいている形で、元の形から違うモノへと変化していることを意味しているそうです。
草木としての成長が止まり、花を咲かせて種子を残す準備へと変化していく時期を表しています。

そして、「庚子」の「子」は十二支の最初・・・種子の中で新しい生命を育てている状態を示しています。

また、「神社歴」では、令和2年の日本国は、「前進することよりも、じっくりゆっくり根をはることに努めること」そして粘り強く1年を過ごすべきと提言しています。
「望」のコンセプトとも一致しています。

2020年、令和2年は、国も個人も望ましい未来、将来への希「望」展「望」を持って、しっかりと準備を整える年にすべきということでしょう。
そして、新しい時代「令和」、より良い世の中、ニッポンにするきっかけになればいいなあと思っています。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日経MJ紙の1月1日号 5... | トップ | 終焉GAFAの時代 企業と... »
最新の画像もっと見る