週末、ジ・アウトレット広島に行って来ました。
広島市内から車で30分・・・ちょっと遠いです。
イオンモール株式会社が運営する「THE OUTLETS HIROSHIMA」。
去年の4月にオープンしたショッピングモールです。
埼玉県越谷市のイオンレイクタウンに続く業態とのことです。
コンセプトは、「本格アウトレット×エンターテインメント×地域との出会い」。
中四国最大級となる約120の店舗からなるアウトレットゾーン。
様々なプランドショップ、飲食店、シネコン、スケートリンクなどから構成されています。
なみの輪・・・広島・瀬戸内の文化・魅力が体験できるゾーンや、よりみちマルシェなど地域密着型のゾーンも設置されています。
軽井沢や三田にも行きましたが、アウトレットはちょっと苦手・・・ファッション好きな人は、たまらないそうですが・・・。
プランドにはあまり興味がないし、物欲もそれほどない・・・そんな人は行っても楽しめません(笑)。
ちょっと残念。
何といっても、あまりの巨大さに、すごい距離を歩くことになります。
小売業は、今やディペロッパーの時代・・・巨大資本の戦いの中、中小零細の小売業が淘汰されています。
そんな中、米国でもモールやアウトレットの人気が陰りが出てきているそうです。
景気減速、高齢化とも関係しているんですかねえ。
日曜日の午前中だったのですが、ちょっとお客さんが少ない感じです。
消費者、生活者の気持ちは移ろいがち・・・天気のようにコロコロ変わります。
かって、商工センターにオープンしたアルパーク、観音マリーナに造られた広島初のアウトレットモール・マリーナホップも今では閑古鳥が鳴いています。
THE OUTLETS HIROSHIMAを歩きながら、戦前の帝国海軍の大艦巨砲主義のことを考えていました。
日本海海戦での劇的な勝利により、艦隊決戦に固執した帝国海軍・・・巨大戦艦、大和や武蔵を建造。
でも、時代はすでに航空機、空母による機動部隊の時代になっていました。
広島の商圏でも、紙屋町・八丁堀という中心市街地をコアとして、ソレイユ、LECT、アルパーク、マリーナホップ、そして、THE OUTLETS HIROSHIMAと激戦の様相を呈しています。
時代は、GAFA・・・いつまで続くかは分かりませんが、インターネット、5G、AIを中心に時代は動いていくことになります。
モールvs.amazon・・・勝者はどちらになるのでしょうか?