6日(金)。昨夕、いつもの4人で地下Rで飲みました その後、X部長と上野で落ち合って2人でカラオケ歌合戦
をやりました。X部長は前回の時に懲りたのか”90点未満は罰金という無謀なルール”なしでやろうと言ったので同意しました
もう飲みすぎちゃって、朝から絶不調です
このろくでもない素晴らしき世界・・・・なんちって、何言ってんだか
閑話休題
新聞業界の専門紙「新聞協会報」最新号に広島に本社を置く中国新聞社の元大阪支社長Sさんの死亡記事が載っていました Sさんには忘れられない思い出があります
私が元の職場の広告担当にいた時、「新聞広告賞」の第一次選考に当たる広告開発部会のメンバーの一人にSさんがいらっしゃいました。300点あまりの応募作品をどのように選考するかという話になった時、Sさんが「まず商品広告、意見広告、企画広告などにジャングル分けして選別した方がいいと思う」と広島弁で言われました その時は、他の新聞社のメンバーもわれわれ事務局職員も聞き流していましたが、会議終了後、あの発言をめぐって「ジャングル分けって、ジャンル分けの間違いだよね
」と、内輪で大笑いになりました
その後も、選考の過程で何度かSさんの「ジャングル分け」発言がありましたが、本人は大真面目な一方、事務局職員は笑いをこらえるのが大変でした
今ごろは、あちらの世界で色々な石ころをジャングル分けしているかも知れません 誰からも慕われた広島弁のSさんのご冥福をお祈りいたします
も一度、閑話休題
3日前の朝日夕刊に韓国のピアニスト、HJリムのインタビュ―記事が載っていました 彼女は6月3日から21日まで、浜離宮朝日ホールでベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏会を開きます
HJリムがピアノを始めたのは3歳の時。12歳でフランスに留学し、パリ国立音楽院を首席で卒業しました 昨年、ベートーヴェンのピアノソナタのうち19番、20番を除く全曲を録音してCDデビューし、全米クラシックチャ―トの1位に輝きました
昨年、銀座のヤマハホールに行った時、CD売り場を覗くとリムのCDが大々的に売り出されていたのを覚えています
彼女はベートーヴェンの書簡や伝記を読みあさり、研究を重ねるうちに、少しだけ身近な存在になったとして、インタビューで次のように語っています
「彼のピアノソナタはまるで日記のよう。自分の弱さをさらけ出し、自分と正直に向き合っている。歴史上の偉人も、一人の人間なのだとわかった」
そんな彼女の演奏を最終日の21日に聴きます プログラムはピアノソナタ①第8番”悲愴”、②第12番”葬送”、③第23番”熱情”、④第32番です。今から楽しみです