人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「鑑定士と顔のない依頼人」を観る~鑑定を依頼した本当の目的は?

2014年06月09日 07時00分47秒 | 日記

9日(月)。昨日朝10時にサントリーホールチケットセンターに電話して、午後2時からのチェンバーミュージックガーデン(ラデク・バボラーク)の当日券を予約しようと思ったのですが、「ネットから申し込みしないと売り切れる恐れがあるので、先にネットから申し込んだ方が良い」と言われました そこで、ネットから予約を試みたところ、支払手段として「クレジット決済」か、「ちょこむ決済」かを選ぶ必要があり、「現金」の選択肢がなかったのでネット申し込みは諦めざるを得ませんでした ちなみに私はクレジットカードは持っていますが、使わない主義です

再度サントリーホールのチケットセンターに電話して「当日券はあるか」と尋ねたところ、「まだあるが数が極めて少ないのでこれから売り場に来ても残っているかどうか分からない」との答えでした メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第5番を聴きたかったのですが、さんざん迷った挙句、諦めることにしました。わざわざサントリーホールまで行っても、チケットが売り切れじゃ元も子もありませんから

 

  閑話休題  

 

という訳で、飯田橋のギンレイホールで映画を観ることにしました 「鑑定士と顔のない依頼人」と「メイジ―の瞳」の2本立てですが、時間的に「鑑定士と顔のない依頼人」が11時25分からとちょうどいいので、1本だけ観ることにしました

 

          

 

小雨の降る日曜の午前中なのにホールはほぼ満席で、前の方の席しか空いていませんでした。ストーリーは

「偏屈にして実力者のオークション鑑定士ヴァージル・オールドマンは、ある屋敷に残された絵画や家具の鑑定を依頼される いつでもどこでも手袋をしている潔癖症で人間嫌いのヴァージルだが、電話の声だけで決して本人の前には姿を現さない謎の女性依頼人に、いらいらしながらも惹かれていく やがて、彼女が屋敷の壁の向こうの隠し部屋にいることを突き止め、我慢できず彼女の姿を覗き見たヴァージルは、彼女の美しい姿に心を奪われる ついに彼女を壁の外に連れ出すことに成功、自分の秘密部屋に隠した数多くの女性肖像画を披露し、結婚を誓う 引退を決意し最後のオークションを務め終えたヴァージルは、自宅に戻り秘密部屋を開けると、待っているはずの肖像画たちは・・・・・」

ヴァージルが謎の女の心を開いて、結婚まで漕ぎつけたところまできた時、「こんなハッピー・エンドで終わるはずはない」と思っていましたが、期待を裏切らず、やってくれました ヴァージルが隠し部屋を開けて目の前の光景を見渡し、手にしていた依頼人の母親の肖像画を手落とすシーンは衝撃的です。それまでのストーリーが一転します。これぞミステリーです。ここに至って初めて依頼人(とその共犯者)の本当の目的が明らかになるのです

2013年、イタリア映画。131分。監督はジュゼッペ・トルナトーレ。ギンレイホールでは20日(金)まで上映中です

 

          

 

  も一度、閑話休題  

 

帰りがけに、地下鉄で上野に向かい、東京文化会館チケットセンターでチケットを買おうと思ったのですが、下のような張り紙が出ていました

 

          

 

考えてみれば、この情報は私も知っていたはず。たしかブログにも書いたような気がします 最近、忘却力が激しくて、リンダ困っちゃうな状態です。よい子は工事中の文化会館に行かないようにしてね

今日は新聞休刊日。活字中毒にとっては寂しい日 今週は明日から7回のコンサート。コンサート中毒にとっても厳しい週

 

コメント
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