13日(金)。わが家に来てから156日目を迎え、おやつをもらえず段ボールを食べるモコタロです
だってお腹すいたんだも~ん それにしても段ボールまずいなぁ
閑話休題
鳩山元首相がウクライナ南部のクリミアを訪問し、ロシアのクリミア編入を肯定したとも取れる発言をしたことが、大きな話題を呼んでいます 日本政府はウクライナの住民投票について「ウクライナの憲法に違反し、法的効力はない」という立場を取っており、菅官房長官は11日の記者会見で「政府の立場に著しく反する。首相まで経験した政治家としてあまりにも軽率であり極めて遺憾だ
」とコメントしています。鳩山氏の出身母体である民主党も同氏の軽率な行動を批判しています
この人は、民主党政権だった時、沖縄の米軍基地移転問題で「最低でも県外」と出来もしないことを公言し、世間から大スカンを食らった経験があります
それにもめげず、またしても目立ちたがり屋気質が頭をもたげ、大失言をやらかしたのです
こういうのを世間では「ハト迷惑」と言います
首相経験者といいますが、鳩山氏ほど「ピジョン」がない人も珍しいと思います
莫大な相続財産があるから好き勝手なことができるのでしょう。ピケティ氏の論を借りれば、この人には98%くらいの相続税をかけて財産を没収し、勝手なことが出来ないようにした方が国益になると思います
本音を言えば「最低でも国外」で隠遁生活を送ってほしいと思いますけどね
も一度、閑話休題
本を4冊買いました 1冊目はクレア・キップス著「小さなスズメの記録」(文春文庫)です
朝日か日経の書評で読んだような気がします。第2次世界大戦下のイギリスでのキップス夫人と小雀クラレンスの物語です
2冊目と3冊目は柚月裕子著「臨床真理」(上・下巻)です toraブログでも「最後の証人」「検事の本懐」をご紹介しましたが、どれもが途中で止められない魅力に満ちた本でした
その原点とも言うべき作品がこの「臨床真理」です。やっと手に入れました。読むのが楽しみです
4冊目は中山七里著「連続殺人鬼カエル男」(宝島社文庫)です 中山七里の本もこのブログで何冊もご紹介してきました。彼の作品にハズレはありません
それにしても、本屋さんの文庫本コーナーに行って「これ読みたいな」と思うと、その数分後にはレジに並んでいます
「後でいいや」とは思いません。とにかく本が好きです
最後の、閑話休題
昨日聴いたCDは「リヒテル/チャイコフスキーの詩情」です 1915年ウクライナ生まれの20世紀最大のピアニスト、スビャトスラフ・リヒテルが3月20日に生誕100年を迎えるのを機に、「東京・春・音楽祭」でも「リヒテルに捧ぐ」という企画が計画されています。21日には、リヒテルが気に入って何度も手掛けたプーランクの室内楽「オーバード」が上演されます
これは、珍しい「バレエ付きのピアノ協奏曲」です。私も聴きに行きます
一昨日、東京・春・音楽祭実行委員会からメルマガが届きました 「21日の『オーバード』に出演予定のアルチュール・アンセル(ピアノ)が怪我のため出演できなくなったため、曲目を変更する」という内容でした。当初①モーツアルト「ディヴェルティメントK.136」、②同「ピアノ協奏曲第17番K.453」、③同「2台のピアノのための協奏曲K.365」、④プーランク「ピアノと18の楽器のための舞踏協奏曲”オーバード”」だったのが、③がモーツアルト「交響曲第31番K.297”パリ”」に変更になったということです
一人で2台のピアノは弾けませんから仕方ないですね
でも「パリ交響曲」は好きなので歓迎します
リヒテルの誕生日を前にして、彼のピアノが聴きたくなりCD棚から取り出したのが、この「リヒテル/チャイコフスキーの詩情」です 1983年にミュンヘンで録音された演奏です
1曲目の「ノクターン」はまさに詩情です。3曲目の「ユーモレスク」は楽しい曲で、しかめつらのリヒテルしか知らない私にとって新鮮な感じがしました