27日(金)。わが家に来てから170日目を迎え画面に収まり切れないほど肥大化したモコタロです
おいおい 肥大化したんじゃなくて 撮り方の問題だろ!
閑話休題
記者クラブ主催の試写会「ハーツ・アンド・マインズ~ベトナム戦争の真実」が4月1日午後6時からあるのですが、当日はコンサートの予定が入っていて観られないのです しばしばこういうバッティングがありますが、仕方ないですね
当日は新日本フィル「室内楽シリーズ」新年度第1回目のコンサートで、大好きなモーツアルトの「セレナード第10番”グラン・パルティ―タ”」他が演奏されるので、こっちを取るしかありません
も一度、閑話休題
中山七里著「切り裂きジャックの告白」(角川文庫)を読み終わりました 中山七里の本はこのグログで何冊もご紹介してきましたので、もうお馴染みですね
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」「いつまでもショパン」という”作曲家シリーズ”を書く一方で、「贖罪の奏鳴曲」「七色の毒」などシリアスなテーマを取り上げて本格的なミステリーを展開する多面性を持った作家です
都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された テレビ局に『ジャック』と名乗る犯人から声明文が送られる。その直後、川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害される。さては1888年のロンドンで実際に起こった連続殺人事件の犯人『切り裂きジャック』を真似た手口か、と騒がれる。臓器は鮮やかな手さばきで取り除かれていることから犯人は医療関係者ではないかという疑いが出てくる
しかし被害者2人の接点は見いだせない。捜査一課の敏腕刑事・犬養は同僚の小手川とともに捜査を継続するが、その過程で事件は臓器移植と関連があり、被害者は同じドナーから臓器の提供を受けていたことを突き止める
そして移植手術に際して間に立った人物が同一人物だったことが判明する
二人の刑事はその人物に接近するが、実はその人物にはアリバイが・・・・・さて、真犯人はどこにいるのか・・・・
中山七里の作品は、いつもどんでん返しが待ち受けていますが、それが1度で収まらないのが特徴です。この作品も例外ではありません
も一度、閑話休題
昨日聴いたCDは「ウィーンのリヒテル~20世紀ピアノ音楽の夕べ」です これは1989年2月、ウィーンのヤマハ・センターでのライブ録音です。収録曲はプロコフィエフ「ピアノ・ソナタ第2番」、ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ~第19番、第20番」、ストラヴィンスキー「ピアノ・ラグ・ミュージック」、ヴェーベルン「ピアノのための変奏曲」、バルトーク「3つのブルレスク」、シマノフスキ「メトープより」、ヒンデミット「ピアノのための組曲”1922”」です
リヒテルがいかに広範囲のレパートリーを持っていたかがうかがい知れるプログラムです 全体を通して聴いた感じでは、やはりプロコフィエフが一番耳に馴染みます。シェーンベルクやヴェーベルンは生理的に受け付けないのですが、リヒテルの弾くヴェーべルンはなぜか許せる気がします
それにしても、このCDジャケットのサングラス姿のリヒテル、決まってますね