14日(月)。わが家に来てから今日で1320日目を迎え、スーパーラグビー第13節最終日が12日、秩父宮ラグビー場等で行われ、日本チームのサンウルブズが国内最終戦でオーストラリアのレッズに63-28で快勝して今季初勝利を挙げ、開幕からの連敗が9でストップした というニュースを見て感想を述べるモコタロです
10戦目にして初勝利って 海外の選手たちは もともと身体の作りが違うのかなあ
現在、新日本フィルはルビー(アフタヌーン・コンサート・シリーズ)の金曜公演の会員ですが、2018-2019シーズンについては各シリーズのラインナップを比較検討してジェイド(サントリーホール・シリーズ)に変更する旨、通知してあります 昨日はシリーズ変更手続き開始日だったのでチケットボックスに電話して手続きしました。午前10時から断続的に電話をかけ続け、12時半にやっと繋がりました 幸い2階左ブロック右通路側席が取れました あとは恐怖の請求書が届くのを待つばかりです
昨日、神楽坂のギンレイホールでミック・ジャクソン監督によるイギリス・アメリカ合作映画「否定と肯定」(110分)を観ました
ユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は自身の著書でホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)否定論者の歴史家デイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)を非難していた。これに対し、アーヴィングは名誉棄損でリップシュタットを提訴し、法廷対決が始まった アメリカとは違い イギリスでは訴えられた側に立証責任があることから、リチャード(トム・ウィルキンソン)をはじめとするイギリス人の大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査などを含めた歴史上の真実の追及が始まり、2000年1月、王立裁判所で歴史的裁判が開廷した デボラはホロコーストの生存者を証言台に立たせるべきだと主張するが、イギリス弁護団は逆に反対勢力から攻撃を受けるとして取りあわず、アーヴィングの著書や過去の発言が歴史的事実を歪曲していることを検証することで彼の欺瞞性を追求していく
この映画は事実に基づく作品だといいますが、名誉棄損で争うという形を取ってはいるものの、ホロコーストは存在したか しなかったか が裁判で争われたということ自体が驚きでした ホロコーストが存在したことは世界の常識だと思っていたことが、あらためて証明しなければならなかったのですから
ところで私が興味があるのは音楽です この裁判を引き受けることになった弁護士のリチャードが「これでしばらくはモーツアルトの魔笛を聴く暇がなくなったな」と冗談半分に言う場面があり、そのしばらく後で、書斎で裁判の準備のため書類に目を通すシーンが映し出されますが、その時にバックに流れていたのはモーツアルトの歌劇「魔笛」の第1幕でタミーノがパミーナの姿が描かれたペンダントを見て歌う「この絵姿の心奪う美しさは」でした イギリス人ってモーツアルトが好きみたいですね
ジェフリー・ディーヴァー著「限界点(上・下)」(文春文庫)を読み終わりました 彼の作品は当ブログで何冊もご紹介してきましたが、念のため彼の略歴をご紹介します。1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻し、雑誌記者、弁護士を経て40歳で専業の小説家となる。科学捜査官のリンカーン・ライムのシリーズや、”人間ウソ発見器”キャサリン・ダンスのシリーズなどは世界中でベストセラーとなっている
凄腕の殺し屋が刑事ケスラーを狙っているという情報が入る。その名はヘンリー・ラヴィング。標的を拉致し拷問で情報を引き出してから殺害するのを得意とする。連邦機関の警護官コルティはケスラーと彼の妻子を警護すべく派遣される。ラヴィングは緻密な計画を立てて標的のスキを突いてくる。コルティは部下のクレア・ドゥボイスの助けを借りながら、ラヴィングの魔の手からケスラー一家を守るべく奮闘する
上巻の前半を読んでいる時には、「刑事のライアンが狙われているなら、彼だけを警察組織の安全な場所に隠しておけば済む話ではないか」と思ったのですが、上巻の後半から下巻にかけて読み進めていくうちに、実はライアンの妻ジョアンもある組織に所属していて、ラヴィングが狙う秘密の情報を持っている可能性があることが明かされ、本当の標的はジョアンだったのではないかと疑いの対象が移ります ああそうなのか、と思ってその気で読み進めていくと、まさかと思われる人物がラヴィングが狙う本当の標的だったことが明かされます。そこで初めてライアンだけでなく一家を警護の対象にしたのだなと理解します こういうプロットは流石はジェフリー・ディーヴァーだと思います