人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京藝大モーニングコンサートでV・ウィリアムズ「旅の歌」(濱野杜輝)、プーランク「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」(山司恵莉子)を聴く / 新国立「オペラ・オン・スクリーン」申し込み

2018年05月25日 07時19分27秒 | 日記

25日(金)。わが家に来てから今日で1331日目を迎え、米ニューヨークのマンハッタン連邦地裁は23日、トランプ米大統領が自身の公式ツィッターから批判的な意見を書き込んだ人物を遮断するのは言論の自由を保障する憲法修正第1条に違反するとの判断を下した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      トランプ氏は自身の発言はすべてパブリックだということが判ってないんじゃね?

 

         

 

昨日、夕食に「鶏のトマト煮」「生野菜とサーモンとツナのサラダ」「ホウレン草のお浸し」「ウィンナ、エリンギ、トマト、タケノコのスープ」を作りました 「鶏の~」は娘の大好物です

 

      

 

         

 

昨日、新国立劇場の「テアトロ・レアル(王立劇場)オペラ・オン・スクリーン」の申し込みをしました これは、2018年が日本とスペインが外交関係を樹立してから150周年を迎えることから、それを記念して マドリードのテアトロ・レアルと新国立劇場とがお互いの舞台公演を提供し合い 上映会を開催することになったものです

上映は 下のチラシの通り 7月2日(月)19:00「蝶々夫人」、3日(火)18:30「カルメン」、4日(水)15:00「椿姫」の3回で、会場は新国立劇場小劇場です

先着順、全席自由で入場無料です!今すぐ申し込みを!! おれはジャパネットの社長の代理人か?

 

     

 

昨日午前10時から新国立劇場のWebサイトの「What's New」の「テアトル・レアル オペラ・オン・スクリーン開催のご案内(5月24日受付開始)」により手続きをする手はずになっていましたが、午前10時から断続的にアクセスして「ご案内」をクリックしたのですが、肝心の「ご案内」内容が出てきません アクセスが集中したのでしょうか この日は11時から上野でコンサートを聴くので、いったん諦めて、コンサートから帰ってからあらためてアクセスすることにしました 午後1時ごろ再度アクセスすると今度は繋がり、申し込みフォームに必要事項を打ち込んで送信すると、メールで返信がきました 希望通り3回とも鑑賞することが出来るようになって安心しました

 

     

 

         

 

昨日、午前11時から「東京藝大モーニングコンサート」を、午後7時から「アンジェラ・ヒューイット ピアノ・リサイタル」を聴きました ここでは東京藝大奏楽堂で開かれた「第4回藝大モーニングコンサート」の模様を書きます。プログラムは①ヴォーン・ウィリアムズ「旅の歌」(Bar:濱野杜輝)、②プーランク「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」(Org:山司恵莉子)で、管弦楽は藝大フィルハーモニー管弦楽団、指揮は現田茂夫です

 

     

 

上記の通り、新国立の関係で時間をとられてしまい、会場に着いたのが開演15分前になり、せっかくの入場整理番号35番が生かせず、1階23列27番と かなり後方の右ブロック左から3つ目の席を押さえました

オケのメンバーがいつもの配置に着きます。コンマスは戸原直氏です

1曲目はイギリスの作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872‐1958)の「旅の歌」です この曲は「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」などで有名なイギリスの小説家ロバート・ルイス・スティーブンソン(1850‐1894)の44から成る詩集「Songs of travel and Other Verses」(旅の詩とその他の詩)からV.ウィリアムズが9つの詩を選び、曲を付けたものです オリジナルはピアノ伴奏版で、この日のようにオーケストラ版での演奏は珍しいとのことです

大柄のバリトン独唱の藝大大学院2年生・濱野杜輝君が登場し、現田氏の指揮で演奏に入ります 濱野君は深みのあるバリトンで、若い旅人の愛、別れ、苦悩を歌い上げました


     


管楽器が退場し、2曲目のプーランク「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」の演奏に備えます この曲はフランシス・プーランク(1899‐1963)が1934年に作曲に着手し、1938年にデュリュフレのオルガン独奏、ナディア・ブーランジェの指揮によりポリニャック公爵夫人(この曲の委嘱者)のサロンで私的初演され、翌39年にデュリュフレのオルガン独奏、デゾルミエール指揮パリ管弦楽団により公開初演されました 第1楽章「アンダンテ~アレグロ・ジョコーソ」、第2楽章「アンダンテ・モデラート」、第3楽章「アレグロ・モルト・アジタート~レント~アレグロ~ラルゴ」の3楽章から成ります

2階正面のパイプオルガン席に藝大大学院1年生・山司恵莉子さんがスタンバイし、現田氏の合図で第1楽章が開始されます 冒頭、重厚なオルガンソロが会場を揺るがします。最初からガツンときました その後は、弦楽器+打楽器とオルガンとの躍動感あふれる対話が続きます 第2楽章の平穏な音楽に続き、第3楽章に入ると、再び独奏パイプオルガンの重厚な響きが会場を支配し、弦+打との掛け合いを見せ、終盤ではヴィオラやチェロのソロが静かな音楽を奏でますが、再びオルガンと弦楽器+打楽器による力強い音楽で終結を迎えます

全体を通して聴いた印象は、山司さんの演奏は「強」と「弱」、「速」と「遅」との対比が鮮やかなうえ、色彩感覚が豊かで、パイプオルガンの持つ魅力を存分に生かした演奏でした 今後の活躍が楽しみです


     

コメント
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