22日(火)。わが家に来てから今日で1328日目を迎え、魚介類の缶詰市場でサバの缶詰(サバ缶)が マグロ缶を抜いて初めて首位になった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
サバ読んだわけじゃなくて 安く売りサバいたから首位になった 缶違いじゃないよ
昨日、夕食に「ハッシュドビーフ」と「生野菜サラダ」を作りました ハッシュドビーフは8人前作りましたが、あっという間に半分なくなってしまいました
9月20日(木)午後7時から東京オペラシティ リサイタルホールで開かれるハンブルクトリオによる「メンデルスゾーン『ピアノ三重奏曲全曲演奏会』」のチケットを取りました プログラムは①フェリックス・メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調」、②同「同第2番ハ短調」、③ファニー・メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲ニ短調」です 演奏はヴァイオリン=塩貝みつる(元ハングルク国立フィルハーモニー管弦楽団)、チェロ=ヴィタウタス・ゾンデキス(NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)、ピアノ=エバーハルト・ハーゼンフラッツ(ベルリン芸術大学)の3人から構成されるハンブルクトリオです
昨日、早稲田松竹で映画「ファーゴ」と「スリー・ビルボード」の2本立てを観ました
「ファーゴ」はジョエル・コーエン監督による1996年アメリカ映画(98分)です この映画は実話に基づく作品だそうです
ミネソタ州ファーゴの自動車販売会社で営業部長をしているジェリー・ランディガードは、表向きは妻と息子と幸せに暮らす良き夫、良き父親である しかし、自らの失敗により多額の借金を負い早急に大金を必要としている 彼は解決策として自分の妻を誘拐して自動車業界の大物である妻の父親から身代金をだまし取ろうと計画を立てる 彼は自動車工場で働く元囚人から、前科者の二人の男、カールとグリムスラッドを紹介してもらい実行に移す。しかし、彼らは免許証の提示を求めた警官を射殺、さらに目撃者も射殺するなど殺人事件を起こしてしまう 事件の解決に当たることになったのは妊娠中の女性警察署長マージ・ガンダ―ソン(フランシス・マクドーマンド)だった。彼女は二人組の残した証拠を追求し、その陰にジェリーの存在があることを突き止め、彼に迫っていく
この映画は、登場人物の一人一人に魅力を感じます 中でも誘拐犯の片割れで「ひどい顔の男」と呼ばれる男を演じたスティーブ・プシェミ、妊娠中の女性警察署長を演じたフランシス・マクド―マンドの二人は存在感抜群です。顔に演技力があると言えばよいでしょうか
この映画は、アメリカの片田舎で起きた小さな事件が、嘘に嘘を重ねることで悲劇がどんどん広がっていき何人もの罪のない人が死んでいく様を描いています 死者こそ出ていないものの、嘘に嘘を重ねていき、周囲の者が不本意に巻き込まれていくということでは、どこかの国の政治情勢に似ていなくもありません
「スリー・ビルボード」は、マーティン・マクドナー監督・製作・脚本による2017年イギリス/アメリカ映画(116分)です
アメリカのミズーリ州の田舎町を貫く道路に3枚の大きな広告看板が並んでいる。そこには地元警察への批判メッセージが書かれていた 広告主は、7か月前に何者かによって娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクド―マンド)で、何ら進展のない捜査状況に腹を立て、警察署長に喧嘩を売ったのだった ガンに侵されながらも任務を遂行する署長を敬愛する部下たちや町の人たちから抗議を受けるが、ミルドレッドは一歩も引かない そんな中、署長が拳銃自殺を図り、ミルドレッドの立場はますます不利になる
ミルドレッドを演じたフランシス・マクド―マンドは「ファーゴ」から21年後の映画なので、さすがに歳をとったなと感じますが、演技の鋭さは失っていません
広告看板の前払い使用料が払えなくなった時、匿名の人物からミルドレッドに大金が寄贈されますが、その人物こそミルドレッドの行動に悩まされていた張本人でした 不治の病を患った人は、残された人に対して寛容になるのでしょうか
署長が自殺したのはミルドレッドの掲示した広告看板が大きな原因だったと決めつけた人種差別主義の警察官ディクソン(サム・ロックウェル)が、警察署の目の前のビルの2階に事務所を構える広告看板会社の若き社長を暴行の上、2階から外に突き落とすシーンには 映画とは言え驚きました また、警察に反感を持つミルドレッドが広告会社の部屋から向かいの警察署に向けて火炎瓶を投げつけて大火事を起こしたのにもビックリしました 手段が古く、思わず全学連の学生運動を思い浮かべました
なお、この映画では、アイルランド民謡「The Last Rose of Summer」(夏の名残のバラ。日本題:庭の千草)がまるでテーマ音楽のように流れていました。どこか懐かしいいい曲です