人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 」第3日目(5日)のコンサート②フォークトの「ショパン第1番」弾き振り、貴志康一「交響曲”仏陀”」、ラクリン+サラのモーツアルト「VnとVa協奏交響曲」

2018年05月06日 10時17分21秒 | 日記

6日(日)その2.よい子は「その1」から見てね。モコタロはそちらに出演しています

 

     

 

昨日 午後4時から東京国際フォーラム・ホールCで「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」第3日目の「公演番号M344」のコンサートを聴きました プログラムは①モーツアルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲、②ショパン「ピアノ協奏曲第1番ホ短調」です 管弦楽=ロイヤル・ノーザン・シンフォニア、指揮と②のピアノ=ラルス・フォークトです

自席は1階16列24番、センターブロック右から4つ目です

ステージ中央にはグランドピアノが、鍵盤が見えるように設置されています。つまりフォークトはピアノを弾きながら指揮をする(弾き振り)ことになります

1曲目はモーツァルト(1756-1791)の歌劇「皇帝ティートの慈悲K.621」序曲です このオペラは、モーツアルト最晩年の1791年に、レオポルト2世がボヘミア王としてプラハで戴冠式を挙行する際の祝祭オペラとして作曲されました

フォークトの指揮で演奏が開始されます。オーボエとフルートが素晴らしい この曲を聴いていて、数年前にMETライブでこのオペラを歌ったメゾソプラノ、ガランチャのことを思い出しました

2曲目はショパン(1810-1849)の「ピアノ協奏曲第1番ホ短調」です この作品は1830年(ショパン20歳の時)に作曲されました。第1番とされていますが、これは出版順の番号で、実質的には第2番に当たります 第1楽章「アレグロ・マエストーソ」、第2楽章「ラルゲット」、第3楽章「ロンド:ヴィヴァーチェ」の3楽章から成ります

聴衆に背を向けピアノに対峙するフォークトの合図で第1楽章が開始されます 重厚な長い序奏が続き、フォークトのピアノが入ります。普通のピアニストはこの時、気合を入れてドーンと入りますが、ラクリンは肩の力を抜いてごく自然に入ります ベルリン・フィル初のレジデント・ピアニストとなったフォークトの特徴は、この自然体でしょうか 第2楽章は、一音一音の粒立ちがとても綺麗で、抒情的に演奏されます 第3楽章に入ると、これも自然体で軽やかに演奏します 会場いっぱいの聴衆から、”ホンモノ”のピアニスト兼指揮者に対して心からの拍手が送られました

 

     

 

次いで、午後6時15分からホールCで「公演番号M345」のコンサートを聴きました プログラムは貴志康一「交響曲『仏陀』」です 管弦楽=東京シティ・フィル、指揮=ベトナム国立交響楽団音楽監督・首席指揮者の本名徹次です

自席は1階16列27番、センターブロック右通路側です。作品が地味なせいか、会場の後方はがら空きです。何とももったいない話です

オケのメンバーが配置に着きます。弦は左奥にコントラバス、前に左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという対向配置をとります。コンマスは戸澤哲夫氏です

この曲は貴志康一(1909-37)が幼いころから親しんできた仏教を動機として作曲されました 第1楽章「モルト・ソステヌート~アレグロ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「ヴィヴァーチェ」、第4楽章「アダージョ」の4楽章から成ります 1934年初演時のパンフレットに各楽章の説明が記されているとのことで、第1楽章「アジアの果てしない広がりとブッダの登場」、第2楽章「気高く慈悲深いマヤ夫人」、第3楽章「閻魔が亡者を裁く地獄」、第4楽章「ブッダの死」となっています

この曲は1934年に貴志の指揮、ベルリン・フィルによって初演されました。指揮者としても高く評価されていた貴志でしたが、28歳の若さで病死しました

本名徹次の指揮で第1楽章が低弦と金管によって重々しく開始されます そうかと思っていると、急に「ヒーロー登場」といった躍動感あふれる曲想に転換し 驚きます  いかにも現代そのものです。第2楽章はフルート、オーボエが慈愛に満ちたメロディーを美しく奏でます   スケルツォ風の第3楽章では、ファゴットが活躍しますが、何となくデュカスの「魔法使いの弟子」の音楽を彷彿とさせます  第4楽章では荘厳かつ悲しみに満ちた曲想が展開しますが、コンマス戸澤氏のソロが素晴らしい 静かに穏やかに迎えるフィナーレではトロンボーンの抑制された演奏が感動を呼びました

全体を聴いた印象は、思っていたよりもずっと聴きやすい曲で、とても80年も前に作曲された作品とは思えないほど身近に感じました 東京シティ・フィルの熱演に拍手を送ります

 

     

 

最後に、午後8時15分からホールCで「公演番号M346」のコンサートを聴きました プログラムは①ブリテン「ラクリメ」、②モーツアルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364」です ヴァイオリン・ヴィオラ・指揮=ジュリアン・ラクリン、ヴィオラ=サラ・マクエルレイヴィ、管弦楽=ロイヤル・ノーザン・シンフォニアです

自席は1階16列24番、センターブロック右から4つ目です

1曲目のブリテン(1913-1976)の「ラクリメ」は、イギリスの作曲家ジョン・ダウランド(1563-1626)のリュート歌曲「もしぼくの嘆きが」から採られています

ロイヤル・ノーザン・シンフォニアの首席客員指揮者を務めるジュリアン・ラクリンがヴィオラを弾き振りをします バックは弦楽器のみ16人態勢です。全体的に悲しみに満ちた曲想ですが、聴いていて同じブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」の間奏曲を思い出しました 曲の醸し出す雰囲気が何となくそんな風に感じました

2曲目はモーツアルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364」です この曲は1777年9月から79年1月にかけての「マンハイム・パリ旅行」からザルツブルクに帰郷後に作曲されました 第1楽章「アレグロ・マエストーソ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「プレスト」の3楽章から成ります

ラクリンは今度はヴァイオリンを弾き振りします ヴィオラはクリーヴランド音楽院出身のサラ・マクエルレイヴィですが、とても背の高いスマートな美人です

ラクリンの合図で第1楽章が開始されます。彼はオケの方を向き直って指揮をとったり、客席の方に向いて演奏したりと、忙しなく動きます ヴァイオリンの演奏も指揮もアグレッシブです ヴィオラのサラとの丁々発止の掛け合いが楽しく、「これこそモーツアルト」と思わせます。モーツアルトの演奏はこうでなければなりません コンマス以下、オケのメンバーも楽しそうに演奏しています。第2楽章は、ヴァイオリンとヴィオラがまるでテノールとアルトがゆったりしたテンポで会話を交わしているように感じました そして、第3楽章ではヴァイオリン、ヴィオラ、オーケストラが一体となって愉悦間に満ちた演奏を展開し、熱狂の中で曲を閉じました

このモーツアルトをもって今年のラ・フォル・ジュルネを締めくくることが出来て本当に良かったと思います あっという間の3日間でした

今年もL.F.Jの記念に公式CDを買いました。私は2006年の第2回目から毎年聴いてきてその都度CDを購入してきたので、これで13枚目になります

 

     

     

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「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」第3日目(5日)のコンサート①ケフェレック・リサイタル、井上+山根一仁+新日本フィルの伊福部昭「日本狂詩曲」他、フォークトのモーツアルト「第25交響曲」

2018年05月06日 07時52分27秒 | 日記

6日(日)その1。わが家に来てから今日で1312日目を迎え、ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーは4日、関係者の性的暴行問題や情報漏洩問題の渦の中にあることから 2018年の受賞者発表を見送ると発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      トランプ米大統領が平和賞の有力候補という噂があるから そっちも見送ったら

 

         

 

昨日、「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」の第3日目公演を聴きました。昨日聴いたのは次の6公演です

1.公演番号T321 「アンヌ・ケフェレック ピアノ・リサイタル」(10:00~ 東京芸術劇場 シアターイースト)

2.公演番号M342 「新日本フィル演奏会」(12:15~ 東京国際フォーラム  ホールC)①伊福部昭「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風詩曲」、②同「日本狂詩曲」。①のヴァイオリン独奏=山根一仁、指揮=井上道義。

3.公演番号M343 「ロイヤル・ノーザン・シンフォニア」公演(14:15~ ホールC)①モーツアルト「交響曲第25番K.183」、②ショスタコーヴィチ「室内交響曲」。指揮=ラルス・フォークト。

4.公演番号M344 「ロイヤル・ノーザン・シンフォニア」公演(16:00~ ホールC)①モーツアルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲、②ショパン「ピアノ協奏曲第1番」。ピアノ・指揮=ラルス・フォークト。

5.公演番号M345 「貴志康一『交響曲”仏陀”』演奏会」(18:15~ ホールC) 管弦楽=東京シティ・フィル、指揮=本名徹次。

6.公演番号M346 「ロイヤル・ノーザン・シンフォニア」公演(20:15~ ホールC)①ブリテン「ラクリメ」、②モーツアルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364」。ヴァイオリン・ヴィオラ・指揮=ジュリアン・ラクリン、ヴィオラ=サラ・マクエルレイヴィ。

ここでは前半の1.2.3.について書くことにします

 

     

 

最初に午前10時から東京芸術劇場「シアターイースト」で「公演番号T321 アンヌ・ケフェレック ピアノ・リサイタル」を聴きました プログラムは5月3日に東京国際フォーラム ホールB7で聴いた公演と同じです。詳細は当ブログの5月3日「その1」をご覧ください チケットを取った後で、同じ内容だと気が付いたのですが、「会場が違うからいいや」ということで2度聴くことになったものです

自席はG列16番、センターブロック右通路側です ステージを見て「おやっ?」と思ったのは、ピアノにYAMAHAと書かれていたからです(ヤマハCFX)。たしかホールB7で聴いた時はスタインウェイだったように思います 「弘法筆を選ばず。ケフェレック、ピアノを選ばず」といったところでしょうか 後ろを振り返って「おやっ?」と思ったのは、若い人が多かったからです。もちろん、オケの定期演奏会と違い、L.F.Jは「短時間・低料金」制により全般的に比較的若い世代の聴衆が多いと思いますが、今回はB7の時と比べてそう思いました

ケフェレックは今回、楽譜のようなペーパーを手にして登場し、ピアノに向かいました どうやら演奏曲目の順番が書かれたカンペのようです。今回も、プログラムに記載されたヘンデル~スカルラッティのソナタ(4曲)~ヘンデル~バッハ~ヘンデルの順に、間を空けることなく続けて演奏しました 3日に聴いたホールB7は収容人数が822人なのに対し、シアターイーストは272人と B7の3分の1の大きさなので、それだけ良く響きます 今回は2度目なので、前回の演奏を思い出しながら聴くことができて良かったと思います はやりヘンデル(ケンプ編)「メヌエット」は何回聴いても感動します

アンコールにショパンの「幻想即興曲」を流麗かつ華麗に演奏しコンサートを閉じましたが、ケフェレックは何度聴いてもいいなと思います

 

     

 

地下鉄有楽町線で池袋から有楽町に移動して、午後12時15分から東京国際フォーラム  ホールCで「公演番号M342」のコンサートを聴きました プログラム記載の順番が入れ替わり①伊福部昭「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」、②同「日本狂詩曲」の順に演奏されました 演奏は①のヴァイオリン独奏=山根一仁、管弦楽=新日本フィル、指揮=井上道義です

自席は1階16列24番、センターブロック右から4つ目です

オケのメンバーが入場し配置に着きます。コンマスは豊嶋泰嗣氏です 弦はいつもの新日本フィルと同じで 左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという編成です。第2ヴァイオリンに篠原英和氏、松崎千鶴さんを確認

伊福部昭(1914-2006)と言えば、映画「ゴジラ」の音楽で有名です 北海道釧路に生まれ、アイヌの音楽から多大な影響を受けました。1946年に日光に、翌47年には世田谷区に移り住みましたが、そのころ作曲したのが「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」です 第1楽章「アダージョ~アレグロ」、第2楽章「ヴィヴァーチェ~スピリトーソ」の2楽章から成ります

ブルー系のベスト姿の山根一仁が井上道義とともに登場、さっそく第1楽章が開始されますが、山根君は さしあたりベスト・ドレッサー賞狙いでしょうか 開始から間もなく、独奏ヴァイオリンのカデンツァが弾かれますが、民族色豊かな見事な演奏です この楽章では「ゴジラ」のテーマの原型となる音楽が聴けます 第2楽章ではティンパニをはじめとする打楽器群が大活躍します。こういう曲を聴くと日本人の血が騒ぎます

伊福部昭は21歳の時=1935年にパリで開催された作曲コンクール「チェレプニン賞」に「日本狂詩曲」を応募すると、これが第1位を獲得し、世界的な評価を得る足掛かりになりました この作品は当初3楽章形式だったのを、賞の応募に当たり2楽章にしたとのことです

「日本狂詩曲」の演奏に入る前に、井上がこの曲について、「第1楽章は夜想曲で、ヴィオラが同じメロディーを繰り返し演奏し、管楽器、打楽器が絡んできます 第2楽章は祭りで、文字通りお祭りの音楽なので、オーケストラはもちろん、客席の皆さんも立ち上がって祭りに参加してください」と呼びかけました。この時点では、多くの聴衆は他人事のように思っていたはずです   その認識が甘かったことが後で思い知らされます

井上の指揮で第1楽章「夜想曲」が開始され、解説通り、ヴィオラ首席の井上典子が民謡風のメロディーをひたすら繰り返す中、管楽器や打楽器が演奏に加わり、ちょっぴり悲し気な音楽を展開します さて、第2楽章「祭り」が威勢よく開始されると、途中でチェロを除く全員が立ち上がって演奏を始めました 9人のパーカッションはフル稼働です またしばらくすると、指揮台の井上が客席の方に向き直り「さあ、みんなも立ち上がってお祭りに参加しようぜ」と言いたげに挑発します。最初は手拍子でごまかしていた聴衆も、井上が地引網を手繰り寄せるような仕草を見せると、多くの人たちが新興宗教に引っかかったかのように立ち上がって手拍子を始めました 私の前列の人たちも立ち上がり人間の壁が出来てしまったので、ステージがまったく見えなくなってしまいました ステージで何が起こっているか見届けるためには自分も立つしか選択肢がありません ひと言でいえば、私も参加しました

激しいリズム中心の音楽が展開する中、指揮をとる井上は あろうことか譜面台を持ち上げて纏(まとい)のように振り回す暴挙に出ました 「凶器準備集合罪で逮捕しろ」「騒乱罪および騒乱教唆罪で検挙だ」「第3機動隊は何をしている」「自衛隊の出動を要請しろ」といった罵声が飛び交いそうな雰囲気の中、立ったまま演奏する楽員たちはノリノリ、聴いている聴衆は興奮の坩堝、会場内は制御不能、まるで山本リンダ状態です。もうどうにも止まらない

狂気の沙汰の演奏が終わると、会場内は拍手とブラボーと口笛が交差し、温度が5度ほど上昇しました(嘘です)。指揮の井上に至っては、出番が終わり控室で のんびりお茶でも飲んでいたであろう普段着の山根一仁君を引っ張り出してきて、無理やりカーテンコールに参加させました 事これに至って、会場は阿鼻叫喚、誰も井上の暴走を止めることは出来ません

というわけで、とても楽しいコンサートでした こういうのを聴衆参加型コンサートと言うのだと思いますが、井上道義という人は上手いですね、地引網を仕掛けるのが

 

     

 

次に午後2時15分からホールCで「公演番号M343」のコンサートを聴きました プログラムは①モーツアルト「交響曲第25番ト短調 K.183」、②ショスタコーヴィチ「室内交響曲」です 演奏は管弦楽=ロイヤル・ノーザン・シンフォニア、指揮=ラルス・フォークトです

自席は1階16列27番、センターブロック右通路側です

オケのメンバーを見渡すと、ホルン4人のうち2人は日本人女性です。レンタルしましたね フォークトとノーザンのコンビでは「第38番”プラハ”」を聴きましたが、彼はモーツアルトが好きなんでしょうね

1曲目のモーツアルト「交響曲第25番ト短調 K.183」は彼の交響曲の中で第40番とともにたった2つだけの短調の曲ですが、ともに傑作です この曲は1773年、モーツアルトが17歳の時に作曲されました 先日のブログにも書きましたが、この曲の冒頭の弦楽器によるシンコペーションは映画「アマデウス」の冒頭シーンで衝撃的に使われていました 第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「メヌエット~トリオ」、第4楽章「アレグロ」の4楽章から成ります

フォークトの指揮で第1楽章が開始されます。このオケを聴いて思うのはオーボエがとても上手いということです オーボエはオケの要と言われるので、オケが優れている証拠です フォークトはモーツアルトに相応しい軽快なテンポで音楽を進めます。弦楽器も美しい音色で演奏していました

2曲目はショスタコーヴィチ「室内交響曲」です この曲は「弦楽四重奏曲第8番」をルドルフ・バルシャイが弦楽オーケストラ用に編曲したものです 第1楽章「ラルゴ」、第2楽章「アレグロ・モルト」、第3楽章「アレグレット」、第4楽章「ラルゴ」、第5楽章「ラルゴ」の5楽章から成ります この楽章構成からも分かるように「ラルゴ」楽章(緩徐楽章)が3つもあります。これは原曲の標題「戦争とファシズムの犠牲者に捧ぐ」と無関係ではありません 全体的に沈鬱な曲想で、悲しさが漂います。楽章によって、コンマスをはじめ弦楽の首席奏者による独奏がありますが、それぞれが素晴らしい演奏でした 私は初めてこの曲を聴きましたが、この曲の良さは何回か繰り返し聴かないと分からないと思いました

4.5.6.のコンサートについては「その2」で書きます


     

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