人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「英国王立音楽院&東京藝大 交流演奏会」(6/27)のチケットを取る / 「ノクターナル・アニマルズ」を観る ~ 元・夫から送られてきた小説原稿は 愛か? 復讐か? ~ ギンレイホール

2018年05月17日 07時54分49秒 | 日記

17日(木)。わが家に来てから今日で1323日目を迎え、北朝鮮が16日 板門店で同日開くことになっていた南北高官協議の中止を韓国政府に伝えるとともに、米国が要求している非核化の方式に不満を示し「(トランプ政権が)一方的に核放棄だけを強要しようとすれば、来たる朝米首脳会談に応じるか再考するほかない」との談話を発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      出ました!自国を有利に進める北朝鮮得意の揺さぶり戦略!! って君だれよ?

 

         

 

昨日、夕食に「ホッケの塩焼き」「生野菜サラダ」「豚汁」を作りました あとは”今が旬”の「ホタルイカ」が美味しそうだったので買ってきました 酢味噌でいただきましたが、とても美味しかったです

 

     

 

         

 

6月27日(水)午後7時から東京藝大奏楽堂で開かれる「英国王立音楽院&東京藝術大学 交流演奏会」のチケットを取りました   プログラムは①ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲、②モーツアルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364」、③ベートーヴェン「交響曲第3番変ホ長調”英雄”」です ②のヴァイオリン独奏=ユリエ・スヴェツェナー、ヴィオラ独奏=井上祐吾、管弦楽=英国王立音楽院&東京藝術大学合同オーケストラ、指揮=トレヴァー・ピノックです

 

     

 

         

昨日、神楽坂のギンレイホールでトム・フォード監督による2016年アメリカ映画「ノクターナル・アニマルズ」(116分)を観ました これは米国の作家オースティン・ライトが1993年に発表した小説「ミステリ原稿」を映画化したサスペンスドラマです

スーザン(エイミー・アダムス)はアートギャラリーのオーナーとして何不自由のない生活を送っていた ある日突然、20年前に別れた元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から謎めいた小説の原稿が届く タイトルは「ノクターナル・アニマルズ」(夜の野獣たち)となっており、「スーザンに捧ぐ」という献呈の辞が書かれていた 内容はトニー(エドワードの分身)と妻(スーザンの分身)と娘の三人で車で移動中、3人組の男たちに絡まれ、妻と娘をさらわれて殺されたトニーが、ガンに侵され引退間際の警官に助けられながら 犯人たちに復讐を遂げ 自らも息を引き取る というストーリーだったが、原稿を読んだスーザンは、そこに書かれた不穏な物語に次第に不安を覚えていく

 

     

 

映画を観ているうちに、どこまでが現実の出来事で、どこからが小説の物語の世界なのかが分からなくなってきます スーザンはブルジョワ階級の両親に育てられ、母親は資産のないエドワードとの結婚に反対します それでも、スーザンは反対を押し切って結婚に踏み切ったわけですが、”弱い”エドワードに不満を感じるようになり、結婚を解消します。エドワードはスーザンが自分のことを”弱い”と言ったことに傷つき、20年後にその時の感情を小説の形で残したのだと思われます

最後のシーンで、スーザンにエドワードから「会いたい。時間と場所を指定してくれればどこにでも行く」というメールが届きます 日本風のレストランでスーザンが、お茶のお代わりをしながら なかなか現れないエドワードを待っているシーンで幕が閉じます

このシーンを観て、もしエドワードが現われなかったら、送られてきた小説は彼女に対する”復讐”だっただろうし、彼が現れたら彼女に対する”愛”だったかもしれない と思いました

コメント
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