人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

文京シビック「響きの森クラシック・シリーズ」2019‐2020シーズン会員継続へ / リン・ラムジー監督「ビューティフル・デイ」&リドリー・スコット監督「ゲティ家の身代金」を観る~新文芸坐

2018年10月13日 07時18分33秒 | 日記

13日(土)。わが家に来てから今日で1471日目を迎え、トランプ米大統領は11日 ホワイトハウスで記者団に、米国株が下落しているのは「制御不能」に陥っている米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の責任だと主張した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                そもそも アメリカファーストで世界経済を引っ掻き回しているのは いったい誰?

 

         

 

昨日、夕食に「鶏肉とじゃがいものトマトしょうゆ煮」を作りました これは近藤幸子先生のレシピです。短時間で出来て美味しい料理です

 

     

 

         

 

文京シビックホールから「響きの森クラシック・シリーズ  2019-2020シーズン」シリーズセット券先行発売案内が届きました このシリーズは東京フィルが文京シビックホールを会場に年4回コンサートを行うもので、私は毎年S席の同じ席を更新しています ラインナップは下のチラシの通りで、公演は5月18日(土)、9月14日(土)、2020年1月25日(土)、3月28日(土)の4回、このうちバッティスト―二が2回、大友直人と小林研一郎が各1回指揮をします

セット料金はS席:17,500円、A席:14,500円、B席:12,500円、1回当たりではS席:4,375円、A席:3,625円、B席:3,125円と格安となっており、例年 満員御礼が続いています

もちろん、現在の席をそのままキープするという内容で返信ハガキを出しておきました なお、シリーズセット券の一般発売は12月16日(日)午前10時からとなっています

 

     

 

         

 

昨日、池袋の新文芸坐で「ビューティフル・デイ」と「ゲティ家の身代金」の2本立てを観ました

「ビューティフル・ディ」はリン・ラムジー監督による2017年イギリス・フランス・アメリカ映画(90分)です

元軍人でFBI捜査官だったジョーは辞職後、行方不明の女児の捜査を請け負うスペシャリストとして生計を立てていた ある時、彼の元にアルバート・ヴォット州上院議員の娘・ニーナの捜索依頼が舞い込んできた。議員のもとに、ニーナが高級売春宿で働かされているという情報がもたらされる ジョーは愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われたニーナを救出するが、彼女はあらゆる感情が欠如しているかのように無反応のままだった 二人がモーテルで議員を待っていると、テレビニュースで 依頼主である父親が飛び降り自殺したというニュースが流れる   その直後、警官たちが部屋に乱入してきてニーナを連れ去ってしまう。ジョーはニーナの救出に向かう

 

     

 

邦題の「ビューティフル・デイ」は映画の終盤でニーナがジョーに向かっていうセリフですが、次々と死者が出るのに「どこがビューティフルか」と言いたくなるような内容です 原題は「You Were Never Really Here」です。この映画は第70回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞したそうですが、私にはどこが受賞に値したのか分かりませんでした

 

         

「ゲティ家の身代金」はリドリー・スコット監督による2017年アメリカ映画(133分)です

1973年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・ブラマー)の17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)のもとに1700万ドル(約50億円)という巨額の身代金を要求する電話がかかってくる   しかし、稀代の富豪であるにも関わらず守銭奴として知られたゲティは、身代金は高すぎるとして支払いを拒否する 離婚してゲティ家から離れて暮らすゲイルは息子を救うため世界一の大富豪ゲティと対立しながら、誘拐犯と対峙する

 

     

 

この映画は、1973年に実際に起こったゲティ家の誘拐事件をもとにフィクションを交えて映画化したものです この映画は面白かった ゲティ役をケビン・スペイシーが演じて撮影されましたが、完成間近に彼がスキャンダルによって降板したため、クリストファー・ブラマーを代役に立て撮影し直したとのことです その甲斐あってか、彼は高価な絵画にはいくらでも金を注ぎ込むのに、誘拐された孫には身代金を払おうとしない冷血漢を見事に演じています 切り取られたポールの耳が送られてきて初めて ゲティは身代金を支払う決心をします

驚いたのは、節税のため 身代金を誘拐された孫に貸し付ける形にするという とんでもない方法を取ったことです 一般市民の感覚では理解できない判断ですが、ゲティ家では無駄な金は一切出さないというのが常識だったのです

人質に取られた場合、誘拐犯に身代金を支払うべきかどうかという問題は、人命に係わる問題なので難しい判断を要求されます   それは個々の家庭レヴェルの場合と国家レヴェルの場合とで対応が異なると思いますが、今回この映画を観て「危機管理」というものを あらためて考えるようになりました 

それとともに、いくら財産を築き上げても、人間はいつかは必ず死ぬということでは平等で、財産をあの世に持っていくことはできない。「生きているうちが華だ。一度しかない人生、後で後悔しないように生きよう」とあらためて思いました

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