人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

リー・アンクリッチ&エイドリアン・モリーナ共同監督「リメンバー・ミー」、ウェス・サンダーソン監督「犬が島」を観る~ディズニー・アニメとストップモーション・アニメの傑作:ギンレイホール

2018年10月31日 07時29分45秒 | 日記

31日(水)。月日の流れは速いもので 今日で10月も終わり 明日から11月です  秋も深まる今日この頃、娘が Suica を買ってきたのですが、

     

 

蓋を開けると こんなでした

 

     

 

缶を裏返してみると「品名:プリントチョコレートSuica」、「JR東日本商品化許諾済」とあり、ご丁寧にも「乗車券・電子マネーとしてはご利用になれません」と書かれていました これで改札を通り抜けられないことはチョコっと考えれば分かります チョコは永遠のロングセラー「マーブルチョコレート」の味がしました どちらも姿かたちがマーブルだから 味も同じということでしょうか? いま一つ工夫がほしいところです

ということで、わが家に来てから今日で1489日目を迎え、東京電力がツイッター公式アカウントに、福島第一原発の建屋内部の画像を「#工場萌え」というハッシュタグ付きで投稿した問題で、世耕弘成経済産業相が30日の閣議後の会見で「ユーモアを見せるのは悪くないが、非常にスキルが要求される。いい教訓になったのではないか」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

       今なお福島県内外に4万3千人以上が避難してるのに 何がユーモアだ?スキルだ!

     

         

 

昨日、夕食に「クリームシチュー」と「生野菜サラダ」を作りました 「クリームシチュー」は10か月ぶりくらいでしょうか。鶏もも肉を使いました

 

     

 

         

 

昨日、神楽坂のギンレイホールで「リメンバー・ミ―」と「犬が島」のアニメ映画2本立てを観ました

「リメンバー・ミー」はリー・アンクリッチ&エイドリアン・モリ―ナ共同監督による2017年ディズニー映画(105分)です

ギターの天才少年ミゲルはミュージシャンを夢見ている。しかし、厳格な掟によってギターを弾くだけでなく音楽を聴くことされ禁じられていた ある日、ミゲルは古い家族写真をきっかけに、自分のひいひいおじいちゃんが伝説のミュージシャン、デラクルスではないかと推測する 彼の墓に忍び込み、美しいギターを手にした瞬間、先祖たちが暮らす”死者の国”に忍び込んでしまう そこは夢のように美しく、ガイコツたちが楽しく暮らすテーマパークのような世界だった しかし、日の出までに元の世界に帰らないと、ミゲルの正体は消え、永遠に家族と会えなくなってしまう 唯一の頼りは家族に会いたいと願う 陽気だが孤独なガイコツへのヘクターだけ。だが、彼にも「生きている家族に忘れられると、死者の国からも存在が消える」という運命が待ち受けていた 絶体絶命の二人と家族をつなぐ唯一の鍵は、ミゲルが大好きな曲”リメンバー・ミー”だった 不思議な力を秘めたこの曲が時を超えて軌跡を巻き起こす

 

     

 

いかにもディズニーらしい「家族が一番大切」というメッセージの映画でした   ただし、この映画が良いところは今の家族だけでなく、過去からの繋がりの中で家族の絆を描いているところです しかも、先祖代々言い伝えられてきた「音楽は聴くのも演奏するのも許さない」という家訓を破って、ミゲルが「リメンバー・ミー」を歌い 軌跡を起こすところです    この映画のテーマは「大切な人は、いつまでも忘れないこと」です

 

         

 

「犬が島」はウェス・アンダーソン監督による2018年アメリカ映画(101分)です

舞台は近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を”犬が島”に追放する ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に向かった。愛犬で親友のスポッツを救うためにやってきた市長の養子で孤児のアタリだった 島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく

 

     

 

この映画は動きをコマ撮りしていく「ストップモーション・アニメ」です。100分の映画のために144,000の静止画を撮影し、670人のスタッフで445日かけて制作したといいます 相当の根気が必要で、独身者は婚期を逃しそうです コマ撮りしているため、犬や人物の動きはぎこちないものがありますが、最先端のCGにはない 懐かしい気持ちを抱かせるような 面白い効果を醸し出しています

ウェス・アンダーソン監督は大の日本びいきだそうで 黒澤明監督を尊敬しているそうです   映画の中では、歌舞伎や浮世絵に触発された映像もあり、音楽面では和太鼓を打ち鳴らすシーンとともに、黒澤映画で使われたようなヒロイックな音楽が流れるシーンもありました

ドッグ病の治療開発に挑むメガ崎大学の渡辺教授の助手ヨーコ・オノの声を本人が吹き替えたりして 結構凝っています

この映画はタイトルが「犬が島」なので、アタリの元護衛犬スポッツ、アタリを助けるヒーロー犬のチーフ、レックス、キング、ボス、デューク、そして犬が島の雌犬ナツメグなど多種多様な犬たちが登場しますが、よくもこれだけ違う犬たちを”創造”したものだと感心します 3Dプリンターを使って作れば簡単だろうと思ったら、それは犬当違いというものです

 

     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする