5日(木)。わが家に来てから今日で1893日目を迎え、北朝鮮のリ・テソン外務次官(米国担当)は3日、「近づくクリスマスのプレゼントに何を選ぶかは、全面的に米国の決心にかかっている」との談話を発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
プレゼントを期待する前に いい話を持ってこいとトランプは言うと思うけどなあ
昨日、夕食に「とんぺい焼き」と「豚バラ肉のエリンギ炒め」を作りました 「とんぺい焼き」の材料は、もやし、豚肉、卵、とろけるチーズ、塩胡椒、ソース、マヨネーズです。ヘルシーで美味しいです
来年6月に来日する「パレルモ・マッシモ劇場」のチケットを取りました 6月19日(金)午後6時半から東京文化会館で上演されるベッリーニ「ノルマ」です 6月21日(日)にも同じプログラムがありますが、新国立オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」とダブるので19日にしました 1階左壁サイドの通路側のA席です。とにかく「ノルマ」が大好きでライブで聴きたいのです
ここ数年で「ノルマ」を聴いたのは、2016年11月6日のプラハ国立歌劇場来日公演(ノルマ=グルベローヴァ)、2017年7月4日の藤原歌劇団の公演(ノルマ=マリエッラ・デヴィーア)、2018年3月17日の二期会の公演(ノルマ=大村博美)の3公演です グルベローヴァは最悪、デヴィーアは絶好調、大村は合格点でした 興味のある方は、それぞれの公演日の翌日のtoraブログをご覧ください 「パレルモ・マッシモ劇場」の公演はランカトーレのノルマ、メイのアダルジーザ、マルコ・ベルティのポリオ―ネなので申し分ありません あとは公演当日 3人が絶好調であることを祈るばかりです
神楽坂のギンレイホールで「ワイルドライフ」と「COLD WAR あの歌、2つの心」の2本立てを観ました
「ワイルドライフ」はポール・ダノ監督による2018年アメリカ映画(105分)です
1960年代のアメリカのモンタナ州。ジョー(エド・オクセンボールド)は田舎町で両親と3人で慎ましく暮らしていた ある日、父ジェリー(ジェイク・ギレンホール)が勤務先のゴルフ場を解雇される。その上、山火事消火の危険な出稼ぎ仕事に行くと主張し家を出て行ってしまう 母ジャネット(キャリー・マリガン)は生活のため職探しをして水泳教室の指導員の仕事にありつくが、そこで出会った資産家ミラーに惹かれ交際するようになる ジョーは写真室でアルバイトを始める。バラバラになった家族は元通りになるのか
職場を解雇されて自信を失った父親が、家族の止めるのも聞かず、いきなり危険な職務を選ぶのも「ワイルド」だと思うし、それに腹を立てて 子供のことは考えずに 資産家の男になびく母親も「ワイルド」だと思います 3人の中で一番まともなのは、最後に両親をアルバイト先の写真室に連れて行き3人揃った家族写真を撮ろうとしたジョーだったという話です
さて、私が興味があるのは音楽です ジャネットが息子ジョーを連れてミラーの家を訪問し、ミラーがジョーに「レコードをかけてくれないか」と頼むシーンがあります その時、ジョーが選んだのはモーツアルト「証聖者の荘厳晩課(ヴェスペレ)K.339」の第5曲「ラウターテ・ドミヌム」でした この曲は2016年の第89回アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」で有効に使われていました 2018年2月25日に紀尾井ホールで「マヨラ・カナ―ムス東京」の演奏で聴いた時は感動しました。天国的な いい曲です 興味のある方は2018年2月26日 toraブログ をご覧ください
「COLD WAR あの歌、2つの心」はパヴェウ・パヴリコフスキ監督による2018年ポーランド・イギリス・フランス合作映画(モノクロ・88分)です
舞台は1949年、共産主義政権下のポーランド。歌手志望のズーラは音楽舞踏学校でピアニスト、ヴィクトルと出会い恋に落ちる しかし、ヴィクトルには政府の監視が強まりパリへ亡命する 二人はポーランド、ベルリン、ユーゴスラヴィア、パリへと舞台を移しながら、引き裂かれては一層求め合う行動を繰り返す。愛する二人の運命やいかに
この映画は「2つの心」という愛の歌をはじめ、民俗音楽、民族ダンス、さらにはジャズが演奏されるなど、音楽が溢れた映画です 中でも、映画の序盤でピアニストによって演奏されるショパンの「幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 ”遺作”」を聴くと、さすがはポーランドだなあ、と思います また、エンドロールで流れるのはバッハ「ゴールドベルク変奏曲」の「アリア」です この曲はテーマ「アリア」で始まり、30の変奏曲を経て「アリア」で閉じます。監督はズーラとヴィクトルの愛の変遷を「変奏曲」に見立てて、「アリア」で物語を閉じたのだろうか? そうだとすれば、この監督、音楽のセンスは良いと思います
短く書こうと思うのに、ついつい長くなってしまう 長く書くよりも短く書く方が はるかに難しいというのが正直な理由です しかし、これでは いつになっても腱鞘炎は治らない 努力して出来るだけ”書かない”ようにしなければ