8日(日)。わが家に来てから今日で1896日目を迎え、2020年米大統領選の野党・民主党の有力候補であるバイデン前副大統領が5日の中西部アイオワ州の集会で、ウクライナ疑惑について質問した有権者に激高し「あなたは大嘘つきだ」と暴言を吐く一幕があった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプもトランプだけど バイデンもバイデンだな 民主党 ちょっとヤバイデン
昨日、北とぴあ さくらホールで「北区第九演奏会」を聴きました プログラムは①モーツアルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲、②ベートーヴェン「交響曲第9番ニ短調”合唱付き”」です 演奏は ソプラノ=迫田美帆、メゾソプラノ=富岡明子、テノール=宮里直樹、バリトン=ヴィタリ・ユシュマノフ、合唱=北区第九合唱団、管弦楽=東京フィルハーモニー交響楽団、指揮=曽我大介です
自席は1階S列15番、左ブロック右から3つ目です 会場は合唱団メンバーの家族・親戚・友人・知人・会社関係者などを中心にほぼ満席です
オケは左奥にコントラバス、前に左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという対向配置をとります コンマスは元N響コンマス・山口裕之氏です。N響はとっくの昔に定年退職されましたが、音楽家としての定年はありません 現在は、N響の仲間とカルテットを組んで活躍しておられるようです。素晴らしいことだと思います
1曲目はモーツアルトの歌劇「後宮からの誘拐」から序曲です このオペラはウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)がオーストリア皇帝ヨーゼフ2世の依頼により1781年から翌82年にかけて作曲、82年にウィーンのブルク劇場で初演されました
曽我大介の指揮で演奏に入ります。軽快な音楽はモーツアルトそのものです 「序曲」はせいぜい7分程度の曲なのですぐに終わってしまいます 「これから15分の休憩に入ります」というアナウンスに、「おい、ホントかよ」という声が聞こえてきます。7分の演奏の後に15分の休憩、気持ちは分からなくもないですが、そういうものです
休憩後は本日のメーンイベント、ベートーヴェン「交響曲第9番ニ短調”合唱付き”」です この曲はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)が1822年から1824年にかけて作曲、1824年にウィーンのケルントナートーア劇場で初演されました 第1楽章「アレグロ・マ・ノン・トロッポ・ウン・ポコ・マエストーソ」、第2楽章「モルト・ヴィヴァーチェ」、第3楽章「アダージョ・モルト・カンタービレ」、第4楽章「プレスト~アレグロ・アッサイ」の4楽章から成ります
私が「第九」で好きなのは第3楽章のアダージョです この楽章は その昔、西ドイツ映画「マリア・ブラウンの結婚」で有効に使われていました 戦争が終わり、駅のプラットホームで、帰還する兵士たちを家族が迎えるシーンで流れていたのがこのアダージョでした あたかも夫に再会して”喜びの歌”を歌う第4楽章を期待するマリアの気持ちを表すかのような穏やかで祈りに満ちた音楽です
曽我はコーラスを第3楽章終了後にステージに入れました 指揮者によっては第2楽章終了後に入れますが、多分 合唱団の平均年齢を考慮したのでしょう 昨年も同様でしたが、昨年は第4楽章で歌っている間に男性が一人倒れたのを思い出しました
4人のソリストは好調で、とくにテノールの宮里直樹は期待通りのパフォーマンスを見せてくれました。私の若手テノール イチオシです
コーラスの皆さん、頑張りましたね 私のように、演奏を聴いて好き勝手なことを書いているより、レッスンを積んで 声を出して自分を表現する方がよほど健康的です