7日(土)。わが家に来てから今日で1895日目を迎え、北朝鮮のチェ・ソンヒ第1外務次官は5日 朝鮮中央通信を通じて、北朝鮮への軍事力行使の可能性に言及したトランプ大統領に対し、「今のような危機一髪の時期に、意図的に対決の雰囲気を増幅させる表現を使うなら、老いぼれのもうろくが再び始まったと診断すべきだろう」と非難する談話を発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプは民主党から弾劾訴追を受けそうだし 内外から注目の的で人気絶頂だね
昨日、夕食に「肉じゃが」を作りました 久しぶりに作りましたが、美味しく出来ました
昨夕、東京芸術劇場コンサートホールでマーラー「交響曲 第3番 ニ短調」を聴きました 演奏は管弦楽=読売日本交響楽団、合唱=首都圏大学合同コーラス、児童合唱=TOKYO FM 少年合唱団、指揮=井上道義です
マーラー「交響曲 第3番 ニ短調」はグスタフ・マーラー(1860-1911)が1893年から1896年にかけて作曲(1902年に改訂)したアルト独唱、女声コーラス、児童合唱を伴う交響曲です 第1楽章「力強く、決然と」、第2楽章「メヌエットのテンポで。きわめて中庸に。急がずに!」、第3楽章「心地よい速さで。軽快に。急かさずに」、第4楽章「非常にゆっくりと。神秘的に。終始pppで」、第5楽章「テンポは楽しく、かつ思い切った表現で」、第6楽章「ゆっくりと。安らぎに満ちて。感動を込めて」の6楽章から成ります
自席は3階C10番、左ブロック左から3つ目(B席)です。東京芸術劇場の3階席で聴くのはエマーソン弦楽四重奏団のコンサートを聴いて以来ン十年ぶりです 今回、あえて3階席を選んだのは、音は上に上がるので、とくにマーラーやブルックナーを聴く時は2階以上からステージを見下ろす席で聴くのが音響的に最良なのではないかと考えたからです 今回、その目論見どおりになりました 確かに楽員一人一人の顔がよく見えない遠さを感じますが、音響的には素晴らしいものがありました
オケは左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリン、その後ろにコントラバスという対向配置をとりますが、ヴィオラとチェロの位置が独特です コンマスは小森谷氏でも長原氏でもありません。ひょとして白井圭の客員でしょうか
井上の指揮で第1楽章が開始されます。冒頭のホルン8本による序奏は圧巻です トロンボーンのソロが素晴らしい 中盤で金管ソロが大きく外しましたが、それを除けば全体的に熱量の高い演奏でした 第1楽章終了後、昭和音大、洗足学園大、桐朋学園大の合同女声コーラスが入場しステージ後方にスタンバイします 第2楽章では金子亜未のオーボエが冴えました 第3楽章では、舞台裏で演奏されるポストホルンの演奏がしみじみと素晴らしく、ステージ上の演奏との遠近感が良く出ていました この楽章が終わる直前、ソロを歌う池田香織と聖歌隊のような赤と白の衣装を身につけた児童コーラスが入場し、配置に着きます ステージの照明が半分に落とされ、池田香織と井上道義にスポットライトが当てられて第4楽章が開始されます 冒頭の池田香織によるアルト独唱「おお、人間よ!」という歌い出しを聴いて、背筋が寒くなるような感動を覚えました 深みのある声で良く通ります ”説得力のある歌唱”というのはこういうのを指すのだろう、と思うほど心に訴えかけてきます
静かに第4楽章が終わると、再び照明が点き、児童合唱が鐘を表現し「ビム、バム」と歌い出して第5楽章に入ります この辺の演出はよく考えられていました そして、最後の第6楽章が弦楽セクションの美しいアンサンブルによって開始され、そこに金子亜未のオーボエ、フリスト・ドブリノヴのフルートなどがからみ、長大なアダージョが奏でられます 押さえ難い推進力に、演奏のテンポが徐々に速まっていき、ティンパニの連打を伴ってオケ総動員による感動のフィナーレに至りました
休憩なしの約100分、井上道義 ✕ 読売日響は、池田香織と合唱団の熱唱と相まって、終始 弛緩することなく集中力に満ちたスケールの大きな演奏を展開、マーラーの壮大な宇宙を描き出し、満場の拍手とブラボーの嵐を浴びました