▼もしトラが現実となった。
いったん退任した大統領が返り咲くのは132年ぶり。
来年1月に大統領が就任するが、トランプは「米国至上主義」の路線を一段と強めており、内外情勢に大きな変化が及ぶだろう。
前回2020年の大統領選ではハイデンに敗れ、敗北を認めず、支持者が結果を覆そうと連邦議会を襲撃する事態に発展した。
この事件を含め4件の刑事事件で起訴されながら大統領選に出馬し、勝利を収めたのは異例だ。
社会に閉塞感を覚える無党派層の得票が増え、米国社会の分断は、一段と深まった。
もともとトランプは、ロシアとの関わりを指摘されてきた人間だが、つい先日もロシアに有利になるような発言をして、世間を驚かせた。
▼今、分断が懸念される国際社会の課題解決を進めていく上で、キーワードとなるのは「協調」である。
国際協調の要となるのは、 日本の立場、役割だろう。
▼行動は言葉よりも雄弁だ。
「目の前の一人一人を最大限の尊敬を払い、大切にする」ことが期待される。
▼石破茂首相は明日からペルーとブラジルを訪問する。
15、16両日ペルーの首都リマで、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。
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