音楽が平和構築に与える影響を立証

2024年11月08日 13時57分21秒 | 社会・文化・政治・経済

<音楽による平和の実現を>

音楽を活用して、分断を協調に、暴力の文化を平和の文化に。

世界の学識者、平和活動家、教育者、芸術家を糾合する。

そして、文化交流を通じて、ほかの国・地域の人々のつながりをつくる。

音楽を通じて無理解の壁を越え、文化の異なる人々とのつながりをつくることは、分断の時代にあって重要性を増している。

人々を結びつける音楽の可能性が、グローバルな課題に対しても、有用となるに違いない。

 

アメリカ

メアリー・コーエンさん

アメリカ・アイオワ大学で准教授を務めています。

私は、10年以上にわたり、アイオワ州の刑務所で囚人と地域住民による合唱団を指導し、音楽がコミュニティーにもたらす影響などについて研究してきました。

歌うという共通の体験を通じて、音楽が人間として互いに認め合い、相互理解と関係性の構築を促す力があることを強く実感しています。

また、オンラインコーラスの開設などを進めることで、平和構築について誰もが学べる機会をつくっていきたいと思っています。

 

コロンビア

アンドレア・サンチェスさん

私はコロンビア国立大学の平和プログラムの一員で、ソーシャルワーカーとしてコロンビア国内で集団的な音楽発動を通じた平和構築に取りくんでいます。

暴力が起きる原因や構造を明確にするとともに、音楽が平和構築に与える影響を立証する研究の必要性。

私自身、音楽利療法など関連分野に携わる方々が「音楽と平和」について学ぶ機会を増やしていく重要性も感じています。

 

アメリカ

ケビン・ショーナー=ジョンソンさん

アメリカのエリザベスタウン・カレッジで平和構築と音楽教育に関するプログラムを指導しています。

<芸術・文化で平和築く>という理念は、私の研究においては重要な指針となっています。

音楽は言葉や差異を超えて人々の心を結び、連帯を築く上で非常に有効な手段です。

音楽の交流を通して異なる背景の人々と心を通わせ、平和への信念を共有する。

その精神を受け継ぎ、一段と平和を創造する対話を育み、音楽を通じて世界をより良い方向へリードしていけるよう、力を合わせて進んでいきます。


「地域」ことが「世界」を変える現場

2024年11月08日 13時07分01秒 | その気になる言葉

▼この世に生まれたのは、人生を楽しむためである。

いかなる困難に打ち勝つ勇気と知恵があるからこそ、崩れない幸福がある。

▼「読書週間」は、終戦の2年後の1947年、「読書の力によって、平和な文化を創ろう」との呼びかけから始まった。

読書の力は大きい。

今年の標語は「この一行に逢いたい」。

その一行には、新たな発見と感動がある。

それは人生を変える力ともなるだろう。

▼良書を読むことは、偉大な教師に巡り合うことと同じである。

本には、書き手の経験や思考を、読者の経験の蓄積につなげる力がある。

また、登場人物の心情を読み解くことで豊かな想像力が養われるなど、人格形成に読書は欠かせない。

▼駅伝の走者が「皆さんの応援のおかげで最後まで頑張れた」と語っていた。

何事も「声」は「力」を生む。

「たった一言の励まし」によって、気力が倍加し、勇気が漲ることは実に多い。

ゆえに励ましのあるとところは、勇気が満ちている。

▼いかなる嵐にも揺るがぬ根―それは地域という最も身近な大地に張られる。

▼常に、社会のため、地域のために何ができるかを考え、行動するのは「知者」だ。

人と人とのつながりの希薄化が危惧される昨今、人々の絆を強め、地域の発展を真剣に願って行動している自治会の存在は、ますます重要だ。

▼皆が、わが町、わが村、わが島、わが集落で地道な対話の輪を重ね、信頼の絆を広げるのである。

「平和」は地域から始まる。

「地域」ことが「世界」を変える現場である。

 


模範の一人一人に成長するのである

2024年11月08日 12時43分43秒 | その気になる言葉

▼この居場所にくれば、ほっとする。

生きる原動力がわいてくる。元気になる。

そのように人間蘇生の世界空間が期待される。

▼教育といっても自らの良き振る舞いから始まる。

社会を築く、教育を目指し、模範の一人一人に成長するのである。

▼<一人を大切に>との心で、「良き市民」として信頼と友情の絆を地域社会に広げる。

▼わが心を太陽と輝けせれば、不幸の闇は消え去る。

自分だけではなく、縁する人々のために、苦労をいとわず流した汗は、黄金となって人生を彩る。

▼倒れても、倒れても、断じて負けないことだ。

立ち上がって前へ進むのだ。

何があっても前へ前へと。

その歩みが歴史となる、

不屈の心を燃やし、<今ここから>の決意で進むのだ。

▼自ら体験しなければ、真の理解には達しない

▼平和の構築には内面の変革が不可欠である。


人間共和の世界を築く

2024年11月08日 10時00分59秒 | その気になる言葉

▼国が違っても、イデオロギーが違っても、皆、「同じ人間」である。

誠実に語り合えば、心は通じあう。

平和への意志を結集できる。

相手が誰であれ、わが信念を堂々と語ることだ。

「勇気の対話」こそが歴史を変えるのである。

▼私どもは、今世のみの人類家族ではない。

久遠の人類兄弟である。「今世だけの絆」と見るのはあまりにも浅い見方である。

この仲間とともに、現在から未来へと、平和と文化の人間のための行進を、永遠に続けていくのである。

人間共和の世界を築くのである。

▼友情は、不変であってこそ友情である。

苦難の時ほど、本物はどうかがわかるものだ。

▼教育こそ「地球の未来を開く大業」である。

恩を「感じ」、恩を「報じる」ことは、

まさに人間の「正道」である。

 

 


物価高 暮らし守る施策急げ

2024年11月08日 09時53分16秒 | 社会・文化・政治・経済

(公明、総合経済対策で首相に提言)

物価高から暮らし守る施策急げ/「年収の壁」解消し所得向上/幅広い生活支援、与党PTで立案・実行へ

#公明新聞電子版 2024年11月08日付

公明党の西田実仁幹事長と岡本三成政務調査会長は7日午後、首相官邸で石破茂首相に会い、政府が策定する新たな総合経済対策に盛り込む内容を提言した。

西田幹事長は、先の衆院選を通じた現場の声に基づき、物価高対策を最優先で進める必要性を強調。

「より幅広く生活者の暮らしを支援する新たな施策を練り上げていくことが何より重要だ」と訴えた。

石破首相は、提言を受け止め、与党の結束の下で野党の協力も得て、経済対策をまとめる考えを示した。

 

 


映画 ぼくの小さな恋人たち

2024年11月08日 08時51分09秒 | その気になる言葉

11月8日午前6時からCSテレビのザ・シネマで観た。

主人公は内気で女の子ような容貌である。

大人になることを急かされた少年の成長──ジャン・ユスターシュ監督の自伝的作品にして青春映画の傑作『ぼくの小さな恋人たち』

画像2

 
大人になることを急かされた少年の成長──ジャン・ユスターシュ監督の自伝的作品にして青春映画の傑作『ぼくの小さな恋人たち』

「ぼくの小さな恋人たち」

  1.  ぼくの小さな恋人たち(ジャン・ユスターシュ フランス 1974年)

ぼくの小さな恋人たち(ジャン・ユスターシュ フランス 1974年)

ぼくの小さな恋人たち
ぼくの小さな恋人たち(ジャン・ユスターシュ フランス 1974年)
 
13歳の少年ダニエルはフランス南部の小さな村で祖母と暮らし、仲間たちと無邪気に遊ぶ日々を過ごしていた。
そんなある日、突然母がやって来て、彼女が継父と住むナルボンヌへ移住することに。
ダニエルは田舎と全く異なる都会の環境に戸惑うばかり。
しかも経済的な理由から学校に行かせてもらえず、バイクの修理屋で働き始める。仕事以外の時間は街で年長の若者たちと過ごすようになり、彼らの影響で一人の少女と親しくなる。

42歳で早世したジャン・ユスターシュ監督の2本目にして最後の長編作。自らの少年時代を映像に昇華させ、大人の都合で生活環境の変化を強いられた少年の成長と性の目覚めを、カラー映像で瑞々しく綴る。
ぼくの小さな恋人たち」 - 拳銃自殺を遂げた監督ジャン・ユスターシュの特集、「ママと娼婦」
ポスト・ヌーベルバーグの最重要人物の1人とされる夭逝の映画監督ジャン・ユスターシュが自身の少年時代を投影させて描いた自伝的作品。

カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「ママと娼婦」に続く長編2作目で、ユスターシュにとっては最後の長編映画となった。

ペサックで暮らす13歳の少年ダニエルは優しい祖母や友人たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていたが、ナルボンヌに住む母と継父のもとへ引き取られることに。

ダニエルは経済的な事情から学業を諦め、原付自転車修理店の見習いとして働き始める。

タイトルは詩人ランボーの同名の詩から採用された。特集上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」(2023年8月18日~、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)にて4Kデジタルリマスター版で上映。

1974年製作/123分/フランス
原題または英題:Mes petites amoureuses
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年8月18日

その他の公開日:2001年3月31日(日本初公開)


スタッフ・キャスト
監督
ジャン・ユスターシュ
製作
ピエール・コトレル
脚本
ジャン・ユスターシュ
撮影
ネストール・アルメンドロス
ダニエルマルタン・ローブ
母イングリット・カーフェン
祖母ジャクリーヌ・デュフランヌ
全てのスタッフ・キャストを見る
ぼくの小さな恋人たち の関連作を観る

 

少年のころから女好きの性癖は不変(笑)。

ジャン・ユスターシュ版『ヰタ・セクスアリス』!

おお、なんか映画.comに感想をつけるようになって3年、
初めて運営に感想を問答無用で削除されたんだけど(笑)。
何が悪かったのかなあ? ふだんどおりに書いたつもりだったんですが。
通告なしに検閲される言論空間だということを、再認識しました。
……なので、簡便に先に書いたことをあらためて(穏便な表現でなるべく検閲されないように)とりまとめておきます。

ユスターシュの私小説的三部作を形成する少年篇にして、最後の(といっても二本目だが)長編作品。主人公は13歳というから、日本でいう中学生くらいか。

とにかく出だしから、飛ばしてる。
友だちにいきなり腹めがけてグーパンかましてみたけど、なんともなかったぜ!
聖体拝領のときに、ひとり前に並んでる美少女に興奮して、つい体押し付けちゃったぜ!
って、単なる犯罪者じゃねーか(笑)。…続きを読む

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じゃい
2.0始めは普通の商業映画のようなスムーズな進行に好感を持ちましたが、こ...
kazuyukiさん フォロー 2023年8月20日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:映画館
始めは普通の商業映画のようなスムーズな進行に好感を持ちましたが、これは数多いる監督たちが普通にやっていること。気にかかるのが、ユスターシュはとにかく金・女・金・女、ただそれだけ。青年がナンパの腕を磨いて右往左往するのはわかるが、子供でまで金と女の話をされると流石に閉口してしまう。何かの一瞬の輝き、或いは闇。生きる以上関わらなければならないテーマ、思い。ユスターシュにそんなものはない。口の回る優男が女を求めて金から逃げて、街や田舎を彷徨うだけだ。シネアストなのにどうしてこうなってしまうのだろう。
…ちょっと言い過ぎたかもしれない。しかし映画監督として一線級になれなかっのは納得がいく。逆に言うと「ママと娼婦」は紛れもなく天才性そのものということ。


8年くらい前にアンスティチュフランセ(旧日仏、結局今再び日仏)で見てとてもよかったから、どこかで見られないかなとずっと思っていたので再見出来て良かった
タバコの火で穴が空いてしまったズボンがおかしいやら可愛いやら


今まで見れてなくてすいません、という感じ。
E.T.と大人は判ってくれないなどと双璧。
そしてなんという没入感!のスタンダードサイズ。
アルメンドロスとはいま知った。
心地よいモノローグとフェードアウト繋ぎ。
スクリーンは窓だ。でも窓だけではない。
なんでこのポーンと放り出されたようなカメラ位置からの絵に吸い込まれるんだ。
修理屋の窓に連日現れるスペイン女のキス覗き見のシークエンスの素晴らしさ。
オリベイラとかの映画も思い出す。
見れてよかった。