国立大教授・血管の名医が教える

2025年02月08日 11時52分20秒 | 医科・歯科・介護

国立大教授・血管の名医が教える 80歳の壁を超える血流がみるみるよくなる体の治し方大全 

 
 
血管の名医が教える血流がよくなる体の治し方大全

80歳を超えて100歳長寿を実現する人と、80歳を前に大病をしたり寝たきりになったりしてしまう人を分ける最大のカギ――それは、血管の若さです。
血管は、すべてつなげると全長10万㌔、なんと地球2周半分もある人体最大の内分泌臓器です。

脳や内臓、肌に酸素や栄養を送り、全身の臓器・肌・骨の働きを維持して脳梗塞・心筋梗塞・認知症など万病を防ぎ健康を維持する重要な役割を担っています。
最新の研究で、老いて血流が途絶えたり硬くなったりした血管でも、運動や食事などで血流をよくすれば、血流が再開したり、柔軟性を取り戻したりして、血管の機能が再生(リモデリング)できることがさまざまな研究で明らかになってきました。

国立大学でシニアに健康指導をしている抗加齢外来(アンチエイジングドック)の血管の名医が、老いた血管の機能が再生し、だるさ・冷え・シミ・うつ・もの忘れなど体の不調を退け、80歳を超えて100歳まで元気に生きられる最新の食事・運動の秘訣を紹介する血流本の決定版です。


【目次】
1章 80歳を前に高血圧・糖尿病・腎臓病・心筋梗塞・認知症など大病でバタバタと倒れる人が増える老化ドミノの真の原因は、血管の耐用年数「血管寿命」の短命化
2章 あなたの血管寿命をチェック!老化ドミノで大病・寝たきりを招く人は血管の劣化が知らぬまに進み疲労・冷え・むくみなどの予兆に現れる
3章 世界の新研究で判明!血管の短命化を防ぐ最大のコツは血管を広げ血栓も防ぐ若返りスイッチ「血管内皮細胞」の活性化で、血流増やしが一番の薬
4章 内皮細胞を修復しガサガサ血管がツルツル血管に!
70代でも血管寿命が延びると実証の国立大学式「血流再生リハビリ」初公開
5章 国立大式「血流再生リハビリ」はこんなにすごい!
高血圧・高血糖にも骨量不足・肌のシミ・物忘れにも効く6大効果と症例カルテ集
6章 国立大医学部の抗加齢ドックが直伝!血管内皮細胞が若返り血管寿命がどんどん延びる食べ方の極意
7章 つまらせない!破れない!突然死さえ招く血管病「脳卒中・心筋梗塞・大動脈解離」の発症予防と緊急対処法マニュアル
8章 70代80代でも間に合う!家事・入浴・睡眠など少しの工夫で血管寿命がすごく延びる朝昼晩の24時間スケジュール
9章 80歳の壁を越え、人生100年時代を元気に生きる!
最新データでわかった血管寿命が延びて幸せ長寿者になる生き方

 

愛媛大学教授(抗加齢医学(新田ゼラチン)講座)

伊賀瀬 道也

 
所属学会日本内科学会、日本老年医学会、日本循環器学会、日本高血圧学会、日本抗加齢医学会、日本脳卒中学会、日本脳ドック学会
専門医・指導医内科指導医、老年科専門医・指導医、循環器専門医、高血圧専門医・指導医、抗加齢医学専門医・指導医
コメント

私は愛媛大学を1991年に卒業し、日和田邦男教授の主催する第二内科学講座(現在の循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座)に入局致しました。

愛媛大学病院および公立学校共済組合近畿中央病院(故・国府達郎院長)における循環器内科研修医時代にはPCIのトレーニングを受け、愛媛大学大学院に進んでからはPCI(現在のPOBA)後の再狭窄予防に関する基礎研究を行いました。

1999年に大学院を卒業すると同時に三木哲郎教授の主催する老年医学講座(現在の老年神経総合診療内科学講座)に助教として採用され、老年科病棟の立ち上げに携わりました。教育では愛媛大学におけるOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)の立上げにも携わり2003年の海外留学までOSCEの実務を担当しました。

2003年7月から2005年2月までは米国ノースカロライナ州にあるウェイクフォレスト大学医学部高血圧血管病センターに留学し、レニン-アンジオテンシン系の新たなアームであるACE2-Angiotensin 1-7系に関して世界的な権威であるカルロス・フェラリオ教授に師事し、当時降圧薬として発売間近であったARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)オルメサルタンの動脈硬化抑制作用についてACE2-Angiotensin1-7系を絡めて研究を行いました。

2005年2月に帰国した後は、講師として現在の中心的な仕事である抗加齢(アンチエイジング)医学研究を行う「抗加齢センター(現在の抗加齢予防医療センター)」の立上げに初代センター長の三木哲郎先生とともに携わりました。

ここでは動脈硬化度評価に特化した人間ドックである「抗加齢ドック」を行うとともに、老年医学の大きな目標である健康寿命の延伸のため「脳卒中予防」「認知症予防」「フレイル・サルコペニア予防」などをキーワードに抗加齢ドックのデータおよび関連病院のデータを用いて臨床研究を行っています。

2011年に抗加齢予防医療センターの三代目センター長を拝命した後は、新たな展開としてこれまで二代目センター長の小原克彦先生が中心に行ってきた横断研究の成果をもとに、食品・サプリメントを用いた臨床研究も開始しました。

すでに動脈硬化改善作用を有する低分子コラーゲンペプチドを含有する「ほっとコラーゲンレモンジンジャー味」(ニッタバイオラボ)」、インフルエンザの予防効果が確かめられた国産クロモジエキスを配合した「養命酒製造のど飴(養命酒製造)」、認知機能維持効果が確かめられたオーラプテンを含有する「POMアシタノカラダ河内晩柑ジュース(えひめ飲料)」の3つの製品が上梓されています。

この度2019年4月に設置された「抗加齢医学講座」の教授に就任いたしました。本講座は大阪に本社のある東証一部上場企業「新田ゼラチン株式会社」の寄附講座として発足しました。新しい講座においてもこれまで同様に、高齢者の健康寿命の延伸をめざして邁進してまいります。


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