どこまで落ちていくのかナ?と本気で心配になってくる。
俳優Mさんの書いた小説が公募で大賞を取ってベストセラーとなる。
まあ、これもプロモーション、あるいはマーケティングの一つの戦略を考えれば納得がいかないわけではないけれど、こういう小賢しい手を使って本を売っていくことが常套化するとただでさえ出版不況と言われているものがますます出版そのものの価値を貶めて行くことになってしまうのでは?
本気で心配になる。
俳優のM氏は「芸名ではなく本名で出したので本当の意味での創作能力が評価されたのだと思う」と述べておられたが、冗談じゃない。
なんとか大賞という出版の公募に応募者が自分のプロフィール(履歴)をつけて出すのは当たり前の条件の一つ。作者の素性を隠して応募することは基本的にできない。なので、出版社が応募者の素性を知らないわけがない。
それとも、言われているように、作者と出版社が最初から仕組んだ「出来レース」だとしたら、それこそ彼以外の千人近くの応募者の人たちこそいいツラの皮だ。
一生懸命書いた作業も原稿を一生懸命出版社に送った作業も全て徒労ということになってしまう。
こんなことと知っていたら誰も応募しなかっただろうに…。
なんでも、賞金の一千万の受け取りを辞退したとかいうことが美談のように報道されているけれども、これも「冗談じゃないよ」だ。
これでご本人が賞金を受け取っていたらそれこそ「サギ」になるのでは?と思ってしまう。
まあ、こんなことは出版だけでなく音楽でも映画でも、日本のありとあらゆるサブカルチュアの現場で起こっていることなのだろうから、こんなことに本気で腹をたててはいけないのかもしれないけれど、今の日本が文化を本気で創造しようとしているのかとつい怒り心頭...になってしまう。
味噌も糞も政治のせいにはしたくないけれど、まったく文化、スポーツ、科学に難易理解も見識もない現在の政権が続く限り日本に文化に未来はないだろうナと思う。
でも、そんなに今の政権の長くはないだろうからこれもそれほど心配することもないのかもしれないが…。
俳優Mさんの書いた小説が公募で大賞を取ってベストセラーとなる。
まあ、これもプロモーション、あるいはマーケティングの一つの戦略を考えれば納得がいかないわけではないけれど、こういう小賢しい手を使って本を売っていくことが常套化するとただでさえ出版不況と言われているものがますます出版そのものの価値を貶めて行くことになってしまうのでは?
本気で心配になる。
俳優のM氏は「芸名ではなく本名で出したので本当の意味での創作能力が評価されたのだと思う」と述べておられたが、冗談じゃない。
なんとか大賞という出版の公募に応募者が自分のプロフィール(履歴)をつけて出すのは当たり前の条件の一つ。作者の素性を隠して応募することは基本的にできない。なので、出版社が応募者の素性を知らないわけがない。
それとも、言われているように、作者と出版社が最初から仕組んだ「出来レース」だとしたら、それこそ彼以外の千人近くの応募者の人たちこそいいツラの皮だ。
一生懸命書いた作業も原稿を一生懸命出版社に送った作業も全て徒労ということになってしまう。
こんなことと知っていたら誰も応募しなかっただろうに…。
なんでも、賞金の一千万の受け取りを辞退したとかいうことが美談のように報道されているけれども、これも「冗談じゃないよ」だ。
これでご本人が賞金を受け取っていたらそれこそ「サギ」になるのでは?と思ってしまう。
まあ、こんなことは出版だけでなく音楽でも映画でも、日本のありとあらゆるサブカルチュアの現場で起こっていることなのだろうから、こんなことに本気で腹をたててはいけないのかもしれないけれど、今の日本が文化を本気で創造しようとしているのかとつい怒り心頭...になってしまう。
味噌も糞も政治のせいにはしたくないけれど、まったく文化、スポーツ、科学に難易理解も見識もない現在の政権が続く限り日本に文化に未来はないだろうナと思う。
でも、そんなに今の政権の長くはないだろうからこれもそれほど心配することもないのかもしれないが…。