森山良子さんのインタビューをして、今日は、ピアニストのピーター・ゼルキンさんにインタビューする質問を作っていたが、このどちらのアーティストにも共通しているのは、二代、三代の音楽一家だということ。
森山さんのお父さんは日本ジャズ界草分けのトランペッターであり歌手。そして、息子さんは御存じ直太朗さん。そして、ピーター・ゼルキンのお父さんも有名なクラシックのピアニスト、ルドルフ・ゼルキン。ピーター・ゼルキンがデビューした60年代には、必ずと言っていいほど父親のルドルフ・ゼルキンと比較されていたが、それは彼が年とった今もほとんど変わっていない(60才近くなっても相変わらず親と比較されるというのも、ある意味、可哀想な話だが)。
別に、音楽に限らず、親の遺伝子を子供が引き継ぐのは当たり前の話しなので、世間にはよくある話しだが、森山さんの話しの中で、お母さんも森山さんに負けず劣らずの美声の持ち主で、直太朗さんを交えた家族で歌をハモって遊んだという話しを聞くと、うん、まるで『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ・ファミリーだと思わず森山さんに言ってしまったのだが、それにすかさず、森山さんも「そうなのよ、うちはちょっとクサいウチなのよ」とあの笑顔で言われると、うん、きっとこの明るさがあるからファミリー全体が明るいんだろうなと思ってしまった。
でも、この遺伝子の話しもこういうプラスの形で反映されればいいのだが、よく言われるように、虐待された子供は自分が親になった時必ず自分の子供にも虐待を繰り返すというようなマイナスの形での受け継がれ方は、それが事実であるだけに何ともいいようのない悲しさを感じてしまう。つい先日の秋田の事件を考えるまでもなく、古今東西、こうしたイジメの連鎖は
世界中どこにでも起こっているもの。でも、やはり連鎖は愛情の方にだけして欲しいとも思う。
森山さんファミリーだけでなく、平原綾香さんのファミリーでもそう感じた親子の愛情の連鎖みたいなものがもっともっと当たり前のことであって欲しいのだが、どうも、昔から日本の家庭に当たり前のようにあった親と子の愛情の絆のようなものがどんどん薄れていくような気がしてしょうがない。いくら甘っちょろい考えと言われようとも、世の中に愛より大事なものはないと私は思っているのだが...。
森山さんのお父さんは日本ジャズ界草分けのトランペッターであり歌手。そして、息子さんは御存じ直太朗さん。そして、ピーター・ゼルキンのお父さんも有名なクラシックのピアニスト、ルドルフ・ゼルキン。ピーター・ゼルキンがデビューした60年代には、必ずと言っていいほど父親のルドルフ・ゼルキンと比較されていたが、それは彼が年とった今もほとんど変わっていない(60才近くなっても相変わらず親と比較されるというのも、ある意味、可哀想な話だが)。
別に、音楽に限らず、親の遺伝子を子供が引き継ぐのは当たり前の話しなので、世間にはよくある話しだが、森山さんの話しの中で、お母さんも森山さんに負けず劣らずの美声の持ち主で、直太朗さんを交えた家族で歌をハモって遊んだという話しを聞くと、うん、まるで『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ・ファミリーだと思わず森山さんに言ってしまったのだが、それにすかさず、森山さんも「そうなのよ、うちはちょっとクサいウチなのよ」とあの笑顔で言われると、うん、きっとこの明るさがあるからファミリー全体が明るいんだろうなと思ってしまった。
でも、この遺伝子の話しもこういうプラスの形で反映されればいいのだが、よく言われるように、虐待された子供は自分が親になった時必ず自分の子供にも虐待を繰り返すというようなマイナスの形での受け継がれ方は、それが事実であるだけに何ともいいようのない悲しさを感じてしまう。つい先日の秋田の事件を考えるまでもなく、古今東西、こうしたイジメの連鎖は
世界中どこにでも起こっているもの。でも、やはり連鎖は愛情の方にだけして欲しいとも思う。
森山さんファミリーだけでなく、平原綾香さんのファミリーでもそう感じた親子の愛情の連鎖みたいなものがもっともっと当たり前のことであって欲しいのだが、どうも、昔から日本の家庭に当たり前のようにあった親と子の愛情の絆のようなものがどんどん薄れていくような気がしてしょうがない。いくら甘っちょろい考えと言われようとも、世の中に愛より大事なものはないと私は思っているのだが...。