モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

二度手間

2012年07月23日 | モーターサイクルの話
ドカッテイ350セブリングと言うモーターサイクルの修理を受けてます。

シリンダーをボーリング お客様持込のオーバーサイズピストンを組み付けます。

何の疑いも無く組み込んで。。。



下止点までピストンを下げてと???動かない??

どうもピストンスカートがクランクウエブに干渉しているようです。

もう一度ピストンを外してノーマルと比べると



スカートが1.5mmほど長いですね。

コンプレッションも上がります。



箱にはDUCATIとボア数が印字してあるんだけど、何で干渉したんでしょう?

ワイドケースとナローでスカート長さ違ったっけ?

まあ微妙な長さなので旋盤で削ってOKとします。



ちなみにシングルドカでもセブリングはタペットクリアランス調整がアジャストボルトタイプです。

他のシングルはシムキャップでクリアランスを調整しますので、セブリングの方がタペット調整は楽なんですが部品自体の耐久性に劣ると聞きました。
そのあたりの真偽も確かめてみたいところです。




コメント (3)
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