最近にしては珍しくホンダの旧車?CL125 1967年式
修理依頼はスピードが出ないとの事。
試乗してみると発進後8000rpmほどで、吹き詰まってしまい最高速も70㎞出るか出無いかだ。
これはキャブレター、点火系位で直るだろうと気楽に考えてたのだが。。。
キャブのセットや点火時期を弄ったり、一通りやってみたが変化が無い。
マフラーの詰まりも疑ったが、異常はなかった。
こうなるとドツボにハマっていく。
高回転でスパークが弱いのかと12V電装に変更。
ここまでやっても変化が見られない。
残す可能性はバルブスプリングのインナーが折れてるとか、バルブに異常があるとか、カムがおかしいとか、圧縮が無いとかだ。
オーナーさんに了解を得て、ヘッドを外してみる。
一目瞭然だった^^;
L側EXのカムが摩耗してる。
R側は
これじゃあ吹き詰まる訳だ。
しかし、現在入院中のT120もカム摩耗、カムの呪いか~?
トラと違ってホンダの方が部品入手が厳しいな。
最悪盛りかな~。