20年くらい前になるのかなぁ。
ホンダC100のエンジンで草レースが流行った時期があった。
ワタシも当時スポーツカブのエンジンをベースに、無理やり5速や乾式クラッチ、水冷シリンダーを自作したりして楽しんでた。
ただいじり過ぎると壊れやすくなるのは世の常で、ミッションが壊れた時は泣きたかったなぁ(笑
でも壊れるのは嫌いじゃなかったし、対策を考えるのが楽しかったのかもしれない。
そんな時にノーマルカムの限界を感じハイカムを作ってみたくなった。
カム山の下側を削ってリフトを稼ぐだけではつまらなかったからだ。
OHC系のカムを使い、カム山だけくり抜く。
C100のカム山は全て削り取り、抜き取ったOHC系のカム山を焼き嵌めで入れる。
実際にやってみると焼き嵌めが上手くいかず、ロウ付けで補強した感じになってしまった。
カム角度は旋盤のチャックに360度で印付け、そこにカムを取り付け合わせていった。
このやり方も何かの雑誌で見たやつを参考にしただけなので、オリジナリティはないな~。
残念な事にこのカムを組んで走ることはなかった。
またいつの日か組んでみたい^^