TriumphT120 クラッチが滑り気味との事で修理依頼。
パーツはオーナーさんが購入して持ち込みだ。
プライマリーケースを開ける前に、ついでに頼まれたワイヤー関係の加工を行う。
クラッチケーブルは強化タイプで、ミッション側プレートの穴に通らないのでその分は削って対応する。
レバー側のタイコは真鍮で制作、タイコとワイヤーが分離するタイプだ。
次にフロントブレーキケーブル。
レバーのワイヤーアジャスターが目一杯引っ張ってるので(ワイヤーが伸びた?)持ち込みのワイヤーの加工だ。
指定は6㎜ほど詰めて欲しいとの事だったが、それでは殆んど変化が無く現物合わせで3回詰めの作業を行った。
ちなみに矢印の真鍮パーツも制作、ワイヤー内径2.5㎜ 外径の大きな所で4.5㎜なんで小型旋盤で作った。
これでワイヤー関係はOK。
次回はクラッチOH関連だ^^