高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

旨味屋

2012-03-18 20:57:57 | 生産者をたずねて
共同購入員の3人で、だし専門店『旨味屋』に行ってきました

土といのちで取り扱っている“ だし昆布 ”などの生産者、
泉利昆布海産が経営しています。

場所は、高知の台所、大橋通り。

入口には、本日の白だし
◆羅臼昆布
◆かつお節

純粋にだしのみを味わう、試飲コーナーです。
みんなでぐびっといきました。
まさに旨味が、しっかりたっぷり

羅臼昆布は、土といのちでも人気の一品。
「よくだしが出る」と会員さんから好評です

店内で、お昼ごはんをいただきました。

本日の白だしを使ったみそ汁は、季節の野菜入り。
おにぎりは、昆布を入れて炊いたご飯です。

おでんのだしも、また美味しい・・・

しみ込み大根です。

日本人であることのよろこびが、
ほっこりと浮かんできた、お昼のひとときでした

その他のメニューは、こちら。

この日は、伺う時間が遅かったため、
ご飯が足りないとのことで、だし茶漬けを食べ逃しました

また次回のお楽しみとなりました。
確実に食べたい方は、お早めに

お店には、和服姿の社長の奥様がいらっしゃいました。
だしについて、色々とお聞きすることができるのも安心です。

土といのちにある品、ない品、
おいしそうな魅力的なものが並んでいました。

どうぞ、訪れてみてください

場所⇒高知市帯屋町2-4-2
泉利昆布海産HP 旨味屋のページ
http://www.izuri.net/umamiya.htm


(事務局員や)
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生活学舎桃土

2012-02-14 08:11:32 | 生産者をたずねて
2/3(金)、共同購入委員の3人で、生活学舎桃土の工房を訪ねました。

場所は土佐山。
高知市中心部から約15km、車でどんどん上ります

こちらが工房。素敵なステンドグラスの看板があります。

車さんご夫婦が明るく迎えてくださいました

土といのちで購入できる、桃土のジャム。

ジンジャージャム、土佐の文旦ジャム、土佐山村梅ジャム、ルバーブジャム。
どれもおいしそうです

春恵さんが作ってくださった、ジンジャージャムのバタートースト。
パンも自家製です。

まろやかな甘さと、ピリリと効く辛さ。
大人の美味しさに、ジャンジャージャムのファンになりました
醤油を加えて豚の生姜焼きの漬けダレに、また煮魚にも使えるとのことです。

このジンジャージャムの誕生には、こんなストーリーも

主原料の生姜だけではペクチンの量が少なく、うまくジャムにはなりません。
でも、化学的な食品添加物は、使いたくない。

「ないものは、自分で作ろう」
というわけで、ペクチンを多く含むルバーブの栽培を始めました。

そして、3年という試行錯誤の末、高知で初めて、
ルバーブの完全自家栽培に成功したのだそうです。

こうして、ルバーブや無農薬の文旦のペクチンを使った、
日本で初めてのジンジャージャムが生まれました

できる限り、自家産、地元産の有機栽培の素材を使い、
食品作りをすることは、生活学舎桃土の大きなモットーです。

ジャムを作るお鍋も拝見。

ご主人の喜代志さんが、色々と丁寧にレクチャーしてくださました。

こちらは、激辛げんき生姜。

そのまま食べたり、紅茶、うどんやそば、煮魚に入れたり、
様々ないただき方で楽しめます。

風邪が早く治った、足先まで温まる、と大好評なのだそうです。
土といのちで、購入できます

原料は、土佐山産のジンジャーエールを作った後の生姜チップ。
地元で消化できない、土佐山にあるものを生かした、
素晴らしいアイデアヒット商品です


パンやジャム作りのこと、自家栽培のこと、
生活学舎桃土のネーミングの由来、
お二人の共通のライフワーク、マラソンについて・・・

たくさんのお話を伺いましたが、
時間は楽しくあっという間に過ぎました。

買って帰ったジンジャージャム100g入りもあっという間になくなり、
大きいサイズにしておけばよかった!とすぐに後悔しました。

土といのちでまた注文します
車さん、お忙しいところ、ありがとうございました。

生活学舎桃土のサイトはこちらです。
http://www.tosatoudo.com
詳しい商品解説やコンセプトが見られます。


(事務局員や)
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横山製麩所へいってきました

2012-01-18 22:37:24 | 生産者をたずねて
1/18(水)、共同購入委員3人で、横山製麩所へお邪魔しました。

土といのちでは「おつゆ麩」と「麩菓子」を、企画時のみ取り扱っています。

上写真の中央にいらっしゃるのが、代表取締役の横山 明さん。
選りすぐりの原材料について、麩の作り方、おいしい麩のいただき方など、
たっぷりとお話を伺うことができました。


お店には、形、色、原材料も様々な種類の麩が並んでいました。

なかでも、横山さんが自信を持ってすすめる最も安心できるものは、
土といのちで取り扱いのある「国内産麦おつゆ麩」「国内産麦カルシウム麩」とのこと。

香川県産の小麦を石臼で挽き、グルテンも国内産という貴重なものです。
仕込み水は、横山さんご自身がみつけた四万十源流の湧水です。

味噌汁の具に麩や海藻などを入れることは、
脱塩・利尿作用が働くので塩分の摂りすぎにならず、理にかなっているのだそうです。

焼き麩が、手間暇かけて丁寧に作られていることも知りました。

小麦とグルテンを混ぜた生地をねかせる

焼く(手作業)

干す(太陽の下で天日干し。雨の日は乾燥機。)

切る

こちらの麩菓子もおすすめ。いちご味です。

香北町産の朝摘みいちごを夕方仕入れて作る果肉汁を、
砂糖だけで溶いて、1本1本ハケでぬっているのが自慢。

原材料の小麦、グルテンともに国内産です。

原材料に国内産小麦、国内産グルテンを選ぶようになったきっかけもお聞きしました。

ある施設での調査で、奇形のサルが生まれる原因が
ポストハーベスト処理をされた輸入はだか麦などの
餌だったとされたことを報道により知り、
人間も同じだ、危険だ、と思ったのだそうです。

今のところ土といのちでは取り扱いのない、美味しそうな品も並んでいました。

こちらは「生麩」。国産もち粉とグルテンで作られます。

よもぎ、青のり、粟(あわ)の3種類。

油との相性が抜群で、ステーキのように焼いたり、
揚げて田楽にしたりすると美味しいのだそうです。

こちらは「麩まんじゅう 笹巻き」。

生麩であんをくるみ、笹で巻いています。

種類は、こしあん、栗あん、よもぎあん、ゆずあん、苺あん。

吸いつくようなしっとり感で、もっちりふにふに!
今後の取り扱いを検討したくなる、魅力的なおいしさです。

「赤ちゃんが食べても大丈夫なものを作りたい」とおっしゃる横山さん。

お話を伺っている間も、お買い物に立ち寄るお客様の姿が何度か見られ、
とてもいい意味で「昔ながら」の、地元の方に愛されるお店なのだと感じました。

お忙しいところ、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

土といのちの会員の皆さん、次の企画をどうぞお楽しみに。


【麩匠 麩富 横山製麩所】
場所:高知市愛宕町2丁目15-11
電話:088-872-3670
WEBサイト:http://www.futomi.co.jp/


(事務局員Y)
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大豆収穫

2011-12-25 09:09:14 | 生産者をたずねて
 12月24日、久しぶりに夫と二人で正雄さんちに援農に行ってきました。
 当初、タマネギの植え付けを手伝うつもりでしたが、人手が足りず準備ができていないということで、
二番穂の中に埋もれた大豆の収穫作業になりました。
 まず、二番穂と大豆を正雄さんが刈払い機で刈って、それをミレーの絵画「落ち穂拾い」さながらに
大豆の枝を一時間ほどかかって集めました。

 その後、大豆の枝を他の田んぼへ運び、広げて干しました。その横には正雄さんが先日広げておいた
大豆の枝があり、それを麦踏みのように踏んで大豆を鞘から外しました。

 収穫した大豆は2月5日の「味噌作り体験教室」で使う予定になっているそうです。
 クリスマス寒波が予想されていましたが、朝こそ寒かったものの昼間はぽかぽか日和で、大豆を収穫
した田んぼは、いかにものどかな風景といった感じでした。師走でなんだかそわそわした気持ちになっ
ていましたが、この援農作業によりリセットされたような気持ちになりました。
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天然酵母パン・さんかく広場

2011-12-01 22:04:46 | 生産者をたずねて
11月28日(月)、運営委員Yと事務局員Yの2人で、
天然酵母パン・さんかく広場のパン工房へお邪魔しました!

場所は、高知市和泉町。

さんかく屋根がふたつ、かわいい外観の3階建ての建物です。

入口はこちら。

明るく、親しみやすい雰囲気です。

ドアをくぐるとすぐ、独特のあま~い香りに包まれ、
2人とも「いい香り~ 」と、思わずうっとり。

まるで天然酵母の息づかいのような、
この生き生きとした香りには、よそのパン屋さんではちょっと出会えません。
エントランスの手描きの看板も歓迎してくれました。

この日私たちを案内してくださった、精神保健福祉士の北村さんです。

さんかく広場は、精神に障害のある人の自立を支援する通所授産施設。
資格をもつ職員のサポートのもと、スタッフの皆さんがパン作りのお仕事をされています。

武田理事長により、1997年に開設されたさんかく広場は、
精神障害のある人の社会福祉施設として、高知でのさきがけ的存在。

ちなみに理事長も、パン焼きからパンの配達まで、直接たずさわっておられるのだそうです。
この日は配達から戻られた理事長と、少しだけお会いできました。
ほんの短い一瞬でしたが、きりっとした印象がすがすがしく残っています 

北村さんから、さんかく広場の成り立ちや現在の活動など、お話をお聞きしたあと、
私たちも白衣を身につけて、1階にあるパン工房を見学させていただきました。

午後2時頃、スタッフの皆さんは、パンの仕込みをされているところでした。

おおまかな流れは、材料をはかる→ミキサーでこねる→発酵させる。

こちらは、はかった材料をこねるミキサーです。

タイマーを入れて、ミキシングの時間をきちんと計ります。

ミキシングが終わったら、形を整えます。

こちらは、にんじんパンの生地。ほんのりオレンジで、きれいな色!

整えた生地は箱に入れて、翌日の朝まで発酵室で発酵させます。

こちらは、くるみパンの生地。過程を見ると、いとおしくなってきます

次々と手際よく、工程が進んでいました。


パンを入れる袋の準備も着々と進んでいました。

こちらはブルーベリーパンを入れる袋です。

「明日、土といのちに配達行くきね

スタッフの方がお仕事をしながら気さくに話しかけてくれたので、なんだかうれしくなりました。

袋は、納品先ごとに分類して保管されていました。

土といのちの棚。


材料を保管している部屋も見学させていただきました。

ホシノ天然酵母、国内産南部小麦、洗双糖、天塩、
米澤製油の菜種油、有機のレーズンやくるみ・・・
本当に良質な材料で作られているからこその美味しさなのだと、この目で見て納得しました


お仕事中にも関わらず、快くまた温かく迎えてくださった北村さん、
スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

さんかく広場がますます好きになりました


(事務局員Y)
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佐竹製麺の工場見学

2011-10-19 05:34:28 | 生産者をたずねて
生ラーメン、生パスタが人気の佐竹製麺さんで、工場見学をさせていただきました。
メンバーは、運営委員2名と事務局員1名です。

10月13日、肌寒い雨の日。

工場は、土といのちの事務所と同じ神田で、車で行くと数分というご近所です。

入口はこちら。

昭和30年10月創業、設立は昭和37年11月。
特製生ラーメン・餃子皮専門店の佐竹製麺、代表取締役の佐竹茂男さんです。

製造、配達、営業なんでもこなすという佐竹さん。

今回も社長御自ら、貴重なお話をたくさん聞かせてくださいました。
お忙しいなか、本当にありがとうございます。

御挨拶のあと早速、ガラス越しに製麺工程の見学させていただきました。

工程は、向かって左から右へと進んでいきます。
材料をまぜる→帯状にする→細くする→粉をふる→丸める

こちらは、粉などの材料をまぜるミキサーです。


出てきた麺帯(めんたい、帯状の麺のこと)を30分から1時間ねかせ、

連続機で、徐々に薄くしていきます。

こちらは、きり歯(きりば)という、麺の太さを変える道具。

麺の太さ、ちぢれ具合、丸いか四角いか・・・など
様々な条件によって、使い分けているのだそうです。

その種類は、先代から比べると3~4倍に増え、
なんと現在は20種類近くもあるとのこと!

しかも、麺の種類を変えるたびに、機械全体を丁寧に掃除をする必要があるそうで、
本当に手間暇かけて作られているのだということが分かり、頭が下がる思いでした。

また、それぞれの麺は佐竹さんが「おいしい!」と納得いくまで、
追求した末に出来上がったものなのだそうです。
奥の深いものづくりへの真摯な情熱、気合いもひしひしと伝わってきました。

最後は、丸められた袋入りの麺が出てきます。

製麺工程を解説していただいたあとも、興味深いお話は続きました。

まずは耳寄り情報。

生麺は、出来たてより、2日以上は寝かせる方が美味しくいただけるのだそうです。
また、賞味期限どおりだと、製造から1週間経つと冷凍した方が良いようですが、
冷蔵で2週間ほど保存しても、麺が引き締まって、これもまた美味しいのだそうです。

麺は生きている!

キャンプなど旅先にまで持って行くほど、
佐竹さんの生ラーメンやパスタが大好きという、運営委員も大喜びのうれしい情報でした。
安心して連れて行けますね。

現実的なお話も聞かせてくださいました。

先代から、保存料・着色料を使わない製品作りをしている佐竹さんですが、
スーパーなどに卸すようになると、賞味期限に余裕を持たせるため、
使わざるを得なくなるという決断のときが迫ってくるそうです。

従業員や家族に、安心して喜んで食べてもらえるものを、と、
添加物については、大企業とは逆の路線を選んできた佐竹製麺さん。

土といのちとしては、これからも守っていただきたいと心から願っています。
消費者として私たちにできることは、買い支え、守ることだと思っています。

たくさんのことを学ばせていただいた、濃い工場見学となりました。
佐竹さん、お忙しいなか、本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。

おまけ。
帰りには、お土産を買いました。

上から、つけ麺、生パスタ、ちぢれ麺。
土といのちの共同購入品にはないものも、工場に行くと直接購入できます。

ただし、共同購入品にある生ラーメン、生パスタは、
土といのちで買う方が、お得です★


(事務局員Y)
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えんのお菓子屋さん

2011-09-27 13:17:55 | 生産者をたずねて
縁女隊レポートのおまけです。

井上正雄さんの畑で農作業を満喫した私たちは、
正雄さんの案内で、車で10分ほどのところにある
カフェ『えんのお菓子屋さん』に向かいました。

『えんのお菓子屋さん』は、土といのちの生産者。
自家産の果実を使った手作りジャムを、季節の企画品として取り扱っています。

味のあるアーティスティックな看板が出迎えてくれました。


古民家を利用したカフェ。

手入れの行き届いた庭では、
かわいい植物たちが心なごませてくれました。

打ち上げも、実はこの日の隠れた目的の一つ。
思い思いのスイーツやドリンクを楽しみました。

ゆずのムース。すももシャーベット。

お店のメニューには、有機栽培の自家産フルーツが使われています。
夢のような美味しさ・・・!

レモンクリームを使ったケーキ。すももシャーベット。

シャーベットは滑らかで、甘酸っぱくひんやり至福。

ブラックベリーのケーキ。梅シャーべット。

珈琲は土といのちの共同購入品でも人気がある
『はなればなれ珈琲』の豆を使用しています。

私たちにはおなじみの『はなればなれ珈琲』も、
高級な器に入って、いつもとは違う味がするようです。

すっきりと洗練された空間。
その中で、木製の家具が心地よく温かみを生んでいます。

壁にかかる絵は、ドイツで画家をされている、
オーナーのご息女による作品です。
日本画の抽象画だそうで、
同じ絵でも観るときによって感じ方が変わることもあるのだとか。

私たちの座っていた席のすぐ近くにあった、写真では左側の絵。
農作業のあと心地よく吹く秋風のような、
さわやかな気持ちにぴったりきました。
次会うときは・・・?楽しみが広がります。

いつまでも座ってのんびりしていたくなる、居心地の良さ。
どうやら、お客様がひっきりなしに訪れる愛されカフェのようでした。

えんのお菓子屋さんで、宴もたけなわ。
縁女隊、これにてお開きとなりました。
素敵な時間をごちそう様でした。


(事務局員Y)

【えんのお菓子屋さん】
場所:南国市前浜2318
TEL:088-865-4310
時間:10:00~18:00
定休日:水曜日(水曜が祝日の場合は営業し、その翌日がお休みになります)
駐車場:約8台
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縁女隊レポート 【午後の部】

2011-09-25 23:48:30 | 生産者をたずねて
土といのちの生産者、井上正雄さんの畑に
農作業体験にお邪魔させてもらった『縁女隊』レポート、午後の部です。 

午後からも草をのける作業は続き、ある程度すんだところで、
前に畑をしていた方がかけていた黒いビニールマルチをはがしていくと、

正雄さんも絶賛の、ほこほこのご機嫌な土が出てきました!
自然のうちに、上等な堆肥ができていたということです。

虫たちも、ぞろぞろわんさか出てきました。
長いミミズもたくさん。

土に還らないビニールマルチは、皆で根気よく取り除きました。

いよいよ、種まき。

この畑は不耕起、無肥料というコンセプトのため、
マルチをはがした土に、そのまま蒔いてOKなのです。

クワなどの農機具も要らず省力にもなる、なんとシンプルな農法。

正雄さんによる、種まきの実習教室が始まりました。

こちらは、はつか大根の種を蒔いているところ。
「高いところから、ばら蒔きにするといい」

種の大きさなどによって変える深さ、土のかぶせ方などのコツを
家庭菜園に役立てたいと興味津々の私たちに、快く教えてくださいました。

私にとっては、分かりやすくとても勉強になるプチ農業研修でした。

最後に正雄さんからスイカのごほうび。

土といのちでも企画時に取り扱いがある「種の森」の種から育ったスイカです。
ワイルドな味がする、と好評。
農作業のあとの体に、水分がすーっとしみわたりました。

お忙しいところ、色々とお世話をしていただき、
お手伝いするつもりが、かえってお邪魔になったのではないかと気にかかりますが、
本当に楽しく、満たされた時間を過ごさせていただきました。

ありがとうございました。縁女隊一同。

種を蒔いたからには、
行方を見守りたい思いです。


(事務局員Y)
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縁女隊レポート 【午前の部】

2011-09-25 19:20:54 | 生産者をたずねて
9月25日(日)、土といのちの生産者、井上正雄さんの畑に農作業体験にお邪魔しました!

メンバーは4人の女たち。 (うち3名は事務局員)
名づけて『縁女隊(えんじょたい)』。

メンバー構成は、何度も体験に訪れているベテラン縁女2名と、
正雄さんの畑にお邪魔するのは初めてという新米縁女2名です。

このブログの執筆者、事務局員Yは、新米組。
わくわくします。

まずは、南国市にある畑を見学させていただきました。

タイモ、しょうが、ねぎ、なす、大根、にがうり、赤しそ、ミント・・・
たくさんの種類の作物が、にぎやかに植わっていました。

こちらはモロヘイヤ。「ちぎって食べてみて」と正雄さん。

ねばりがあります。生でもいけます。

これから土といのちの共同購入品になるにんじんも、
土の中で元気に待機中でした。

生産者の顔が見える、これ以上ない安心感。
そして親しみがわいてきました。
正雄さんのにんじん、楽しみです。

可憐な花も咲いていました。

現在、収穫期のオクラの花。

こちらはゴボウの花。

自然の風景に心癒され、
正雄さんの自然体トークに心つかまれ、
充分にほぐれたところで、
野市町にある畑へ向かい、いよいよ農作業体験、本番です。

そこで、作業内容を全く知らされていなかった
4人が見たものは・・・

背の高い草の生い茂る「元」畑でした。
本日の作業は、まさかの「開墾」です。

ミッションは、不耕起・無肥料栽培の畑を作れ。

正雄さんが刈り払い機で草を刈り、
縁女隊はその草を手作業で集め、鎌を使って草を刈りました。

「女子のする作業じゃないー!」
とヒィヒィ言いながらの、わいわい楽しい農作業です。

不耕起(フコウキ。耕さず、起こさず。)の畑は、
土の中の、自然の生態系を保ち、作物の本来持つ生命力を生かします。

また、肥料を施さないということは、
微量の化学物質にも反応してしまう化学物質過敏症の方にとっては、
有機肥料を施す有機栽培よりもさらに安心で、
また、作物が病気になりにくいというメリットもあるのだと
正雄さんに教えていただきました。

さきほどの縁女たちの悲鳴も
秋の高い青空に吸い込まれて・・・

こんなに見晴らしが良くなりました。

「気持ちいい!」
農作業のあと、汗をかいた体に吹く秋風に、
思わず声があがります。

いったんおいて、お昼ごはんに。

芝生の木陰にて。

正雄さんのお弁当は鍋ごと豪快でした。

黒米入りの玄米ごはんを、おすそ分けしていただきました。
甘くて美味しい!

写真の「黒ゴマ塩」は、土といのちで取り扱っています。
一度食べたら、なかなか他のごま塩に浮気する勇気が出ません。

長めの休憩時間。

土といのちが始まった頃のお話、
家庭菜園、ベランダ菜園のコツなど、
貴重なためになるお話をたくさん聞かせていただき、
楽しい交流のひとときとなりました。


【午後の部】へ続きます。


(事務局員Y)
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てづくりケーキ andy

2011-09-16 12:44:50 | 生産者をたずねて
土といのちで、新しく10月からお菓子を出品されている
てづくりケーキ andy アンディさんをご紹介します。

国産小麦粉、PHF卵、粗糖、よつば乳業製品などの安心素材を使って
シンプルでやさしい味わいのお菓子作りをされています。

高知市神田の静かな住宅地にあるお店は、
土といのちの事務所から自転車で5分もかからない場所にあります。
運営委員Kと事務局員Yの二人で、ご挨拶がてらお邪魔しました

オレンジのくまのマークが目印です。


店内は明るく落ち着きのある雰囲気。
テラス席もあります。

壁に掛かっている絵が、店名の由来のヒント。

こちらは、塩あずきロール。
初めて食べたKさんも、「ふわふわ!」と感動の美味しさでした

挽き立て豆のオーガニックコーヒーも、上品で飲みやすく美味しかったです。

こちらはラズベリーのレアチーズケーキ。

甘酸っぱくとろけるしあわせ

池公園の土曜市 高知オーガニックマーケットにも毎週出店されています。

一番手前がandyさんのテント。
場所は、入り口のすぐ近くです。

ここでもロールケーキは人気で、
ロールケーキはぱさぱさしていて苦手だったお子様のお客さんが、
一度食べて、また買って~と親御さんにねだったというエピソードも。

ケーキも美味しいですが、
土といのちの共同購入品で買えるクッキーも、
甘すぎず、素材の味がしっかり味わえる美味しさです。
自信たっぷりでおすすめします。


(事務局員Y)
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