
現在、40周年の記念本を作成中です。
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
記念誌にはいろんな人が登場します。
乞うご期待!! (管理人)
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
記念誌にはいろんな人が登場します。
乞うご期待!! (管理人)

八坂石鹸は、今年で85年を迎える。
私が継いだのは、ちょうど40年前。
50年程前、宇和島の施設やクリーニングの洗浄剤は、
八坂石鹸が作る粉石けんを使ってもらっていた。
その頃は、洗濯機が二層式、毎日忙しく、釜を焚いていたと思われる。
私も配達の時は、手伝っていた思い出がある。
、
合成洗剤は宇和島でも60年程前から出回っていましたが、
粉石けんの方が汚れ落ちも良く、まだ石鹸の時代が続いていました。
段々家庭用合成洗剤が普及し石鹸屋が廃業していく中、
製品には自信を持っていましたので、あまり心配もしていなかったようです。
しかしながら大型の全自動洗濯機の設置により、粉石けんは使われなくなり、
八坂石鹸も廃業に追い込まれていきました。
それから10年後、有吉佐和子の「複合汚染を読み」
石鹸の良さ、合成洗剤の危険性などを理解し、
石鹸屋を継ごうと東京から帰ってまいりました。
それ以降、釜を焚き続けています。
その時のことは忘れてはいません。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年2月号より再編集して転載しました。
管理人記
偶然にも、増田さんの歩みと 守る会の歩みが同時にスタートしたんですね。