高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

大好きケール & 切干のはりはり漬け

2018-04-10 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
愛知県より
畑村香織の「土といのち」で こじゃんとお料理3年生
~土佐のめぐみで家族のいのちをまもるご飯作り~


★ 大好きケール ★
ケールといえば 青汁。
CMの「まずーーっ お代わり」のイメージ。
ところが!甘くておいしい。
棄てるところなしの万能野菜です。
土といのち 冬のお楽しみの一つ、渡邊さんのケール。
お店ではなかなか買えない逸品です。
寒い冬。
青汁を作るのはちょっと辛いので炒め物をしましょうか。
原点に戻るような炒め物ですが 蒸し焼きでしみじみ美味しい。

【 材料 】
渡邉さんのケール、白ネギ、蒼空舎の原木椎茸、渡邉さんの囲い生姜、パプリカ、正雄さんのセロリ、
ごま油、天日塩あまみ、マリオさんの黒コショウ、耶馬渓のヤバスコ

【 作り方 】
ケールが初めての方は まず2枚の購入を!

冬のお楽しみ白ネギは、いろんな生産者さんが作ってくださっていますね。
蒼空舎の原木椎茸は肉厚のりっぱなものです。
そして私の定番は、渡邉さんの囲いしょうが。


白ネギ・椎茸・パプリカ・セロリを一口大に切りましょう。
正雄さんのセロリもこじゃんと出始めましたね。
ケールは軸は斜め薄切り。葉っぱは細切り。


坂本製油のごま油でしょうがをじっくり炒めます。これはわたしの基本です。


セロリ、白ネギ、椎茸、パプリカの順に投入。


ケールで蓋をするように覆ったら、本当に蓋をします(笑)
蒸し焼きです。半分くらいになりますよ。


天日塩あまみ、マリオさんの黒コショウ、そして耶馬渓のヤバスコで調味。
柚子胡椒でも、七味唐辛子でもいいですね。


できあがり。
炒めただけで 葱の風味 椎茸のうまみ。そしてケールの甘味。贅沢なひとさらです。
うちんくは残らないけれどもし残ったらそのまま汁の実にしてくださいね。

★ 切干のはりはり漬け ★
切干大根が美味しい季節になりました。
私に住む愛知県尾張地方でも保存食として重宝されています。
カラッと晴れた冬の日のお日さまをいっぱい浴びた大根たちの元気をもらいましょう!
手間のかかる作業に感謝しながら。
煮ものは定番ですが すこし春の温かさを感じる今日はさっぱりしたサラダ風のお惣菜に挑戦です。
切って重ねて火にかけるだけの簡単調理。
また冷凍保存可能ですので手に入る時期に購入し大切に使いましょう。

【 材料 】
天竺舎さんの切干大根、人参、乾燥きくらげ、生姜、塩、醤油、米酢、白ゴマ、黒ゴマ

【 作り方 】
葉物が手に入りにくいこの冬。
保存食には助けられます。
天竺舎さんの切干大根。
市販のそれとは違いワイルドな雰囲気を醸していますね。
おまけについてくる天竺舎さんの草木染め綿花はいつも楽しみです。
今回は茜と栗皮染めでした。かわいい。

乾燥きくらげは下郷農協さんの御取扱いがありますね。


切干大根50gは 大体300ccの水で戻しておきます。ビックリするくらい増えますね。
乾燥きくらげ3枚も水かぶるくらいの水で戻します。5倍くらいになりました、ぶりんぶりん。


切干のもどし汁がだいたい200cc位になります。
棄てないでね! 御出汁たっぷりです! 切干は5センチくらいの長さに切りましょう。
きくらげ、人参、生姜は薄切りに。(千切りが苦手~(笑))


下から きくらげ→切干→人参→生姜の順番に重ね、戻し汁と塩を一つまみ入れて 蓋をします。


5~6分 固めに火を通します。


醤油 20~30ccを加えて混ぜ合わせます。


しんなりしてきました。汁気を飛ばし、火からおろします。


熱いうちに米酢(今日は富士酢)20cc、白ゴマ、黒ゴマを加えて漬けこみ 冷まします。
はりはり漬けの出来上がり!
夏でもきっと美味しいでしょう!
ここでごま油を垂らしても中華風でいいかも~。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年4月号より転載しました。
コメント (4)
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