
いきなり政治的なお話で、
引けてしまう方もおられるかと思いますが。
私たちが安心、安全で
本当に美味しい食べ物を求めていても、
それにはやはり、
日々の生活が保障されていることの前提でこそです。
今はといえば、ご存じのように、
三権分立の三角形の図が、
中学校の社会の教科書から消えても、
おかしくないご時世です。
まず立法府においては、
野党がどんな真っ当な提案、
要求を出しても議長が
「後刻理事会にて協議・・・」の一言で
数の論理で「却下」ってこと。
あと、公文書を残さない“閣議決定で
解釈変更”が目白押しですね。
これではまともな政治は機能してません。
司法はといえば、「黒川何某」の問題が有ったように、
正義が保証されるか、心配です。
内閣取り巻きの官僚、
大手メディアのほとんどは、
忖度で固められてしまいました。
残された我々にできる事といえば、
スマホやパソコンのyoutubeで
(デモクラシータイムズ)や(毛ば部ラジオ)などを聴いて
本当はどんなことになっているのか、
一人ひとりが目を逸らさないことではないか。
山の田んぼの周りの
茂った萱を刈り払い機で刈りながら、
考える此の頃です。
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年1月号より転載しました。