高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

農だより 12月6日記

2021-01-07 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
土佐町 長野直樹です。

いきなり政治的なお話で、
引けてしまう方もおられるかと思いますが。
私たちが安心、安全で
本当に美味しい食べ物を求めていても、
それにはやはり、
日々の生活が保障されていることの前提でこそです。

今はといえば、ご存じのように、
三権分立の三角形の図が、
中学校の社会の教科書から消えても、
おかしくないご時世です。

まず立法府においては、
野党がどんな真っ当な提案、
要求を出しても議長が
「後刻理事会にて協議・・・」の一言で
数の論理で「却下」ってこと。
あと、公文書を残さない“閣議決定で
解釈変更”が目白押しですね。
これではまともな政治は機能してません。

司法はといえば、「黒川何某」の問題が有ったように、
正義が保証されるか、心配です。

内閣取り巻きの官僚、
大手メディアのほとんどは、
忖度で固められてしまいました。

残された我々にできる事といえば、
スマホやパソコンのyoutubeで
(デモクラシータイムズ)や(毛ば部ラジオ)などを聴いて
本当はどんなことになっているのか、
一人ひとりが目を逸らさないことではないか。

山の田んぼの周りの
茂った萱を刈り払い機で刈りながら、
考える此の頃です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年1月号より転載しました。
コメント
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