運営委員Hです。
学生時代に買ったまま
積ん読していた本です。
高木仁三郎『プルトニウムの恐怖』(岩波新書、798円)。
1981年に出た本。
1キロのプルトニウムは
人がそれをそのまま吸い込んだら
1兆人分の許容量になります。
100万キロワットの原発を
1年間フル稼働すると
そのプルトニウムが
200キロほど生まれます。
200兆人分の許容量です。
この本では
そのプルトニウムが主人公です。
核兵器開発のための技術を
商業利用するものとして
原発が誕生するところから
お話は始まります。
大量のプルトニウムを管理するための
巨大な監視システムが誕生する
未来を予想しながら
お話は終わります。
本のタイトルが
なんと言ったって
『プルトニウムの恐怖』。
読者が恐怖で凍りつく本
かと思いましたが
そうではありませんでした。
高木さんの文章から
優しさがつたわってくるのです。
恐ろしい話をしているのに
高木さんの文章を読んでいると
なぜかこころが安らいでくるのです。
高木さんの書いたものを
ずっと読んでいたくなります。
すっかり
高木さんのファンになりました。
学生時代に買ったまま
積ん読していた本です。
高木仁三郎『プルトニウムの恐怖』(岩波新書、798円)。
1981年に出た本。
1キロのプルトニウムは
人がそれをそのまま吸い込んだら
1兆人分の許容量になります。
100万キロワットの原発を
1年間フル稼働すると
そのプルトニウムが
200キロほど生まれます。
200兆人分の許容量です。
この本では
そのプルトニウムが主人公です。
核兵器開発のための技術を
商業利用するものとして
原発が誕生するところから
お話は始まります。
大量のプルトニウムを管理するための
巨大な監視システムが誕生する
未来を予想しながら
お話は終わります。
本のタイトルが
なんと言ったって
『プルトニウムの恐怖』。
読者が恐怖で凍りつく本
かと思いましたが
そうではありませんでした。
高木さんの文章から
優しさがつたわってくるのです。
恐ろしい話をしているのに
高木さんの文章を読んでいると
なぜかこころが安らいでくるのです。
高木さんの書いたものを
ずっと読んでいたくなります。
すっかり
高木さんのファンになりました。