綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆米艦船の事故調査、アメリカは乗組員への事情聴取を拒否

2009年03月24日 | 平和○・憲法○・米軍基地×
 今年2月に米海軍横須賀基地のイージス艦ラッセンが、横須賀港内で停泊中のプレジャーボートと接触した事故で、横須賀海上保安部が求めていた乗組員への事情聴取を拒否していたことを知りました(2009年3月24日神奈川新聞報道)。

 報道によると「『聴取などを行えず、悔しい気持ちはある』。横須賀海保幹部は書類送検後、複雑な表情を浮かべた。同海保は事故当初から、事情聴取を申し入れたが、米海軍側は応じなかった。事故報告書の詳しい内容は明らかになっていない。」とのことです。

 しかも「日米地位協定によると、米軍の公務中の事故は米側に優先的な裁判権があるため、日本の刑事処分では艦長は不起訴処分になる可能性が高い。」とも。

 みなさんはこの事実を知り、どのようなお気持ちですか?

 私は2つのことを思いました。

 一つは、つい先日元海兵隊の方から聞いた話。「米軍は日本人を侮蔑的にみて行動していた」というようなこと。アフガニスタンなどにいくともっとひどいそうですが、そうした日本人を見下す感覚が背景にあること。

 もう一つは、日本の外交の卑屈さのあらわれとでもいいましょうか、アメリカに従属していることに違和感をもたない政治家の存在と、その外交姿勢です。

 対米従属を強いる日米安保条約を廃棄して、アメリカと対等平等の平和条約を結ぶ日本を私たち日本共産党は展望しています。

追記●
  3月28日の神奈川新聞の報道によると、横浜地裁は27日までに、業務上過失往来妨害の疑いで書類送検されていたラッセンの艦長を不起訴処分にしたそうです。
  不起訴の理由は、米軍の公務中の事故は米側に優先的な裁判権があると日米地位協定が定めているから、とのこと。


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