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お願いいたします。
自衛隊の新型ジェット機については、過去の私のブログをご覧ください。
この新型ジェット機についての綾瀬市の基本的な立場は、「超過密化した市街地に所在する厚木基地は、その運用により多種多様の問題を引き起こし、市民生活に与える被害は計り知れないことから、従前より、超過密地の中の基地は移転すべきであり、基地機能の整理、縮小を推進し、早期返還を求めているところである。今回のP-1配備計画は、こうした求めに反し、市民にとって新たな負担となるものであり、容認できるものではないことから、国に再考を求めてまいりたい。」と言うものです。
しかし、国はこうした地元自治体の意向にはお構いなく、粛々と配備に向け進めていましたが、今回、地上試験機でのテストで機体に亀裂が入る不具合が発見されたということで、配備を一年延期すると通知をしてきました。
厚木基地の恒久化と再編強化に結びつく新たな配備は行うべきでないと思うのです。
南防第5081号
平成23年9月1日
綾瀬市長 殿
南関東防衛局
海上自衛隊厚木航空基地における次期固定翼哨戒機P-1配備の延期
について(通知)
海上自衛隊厚木航空基地(以下「厚木基地」という。)における海上自衛隊の運用につきましては、平素より多大なる御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、防衛省では、平成22年2月15日付け文書「海上自衛隊厚木航空基地における次期固定翼哨戒機P-1配備について(通知)」において、平成23年度末から、厚木基地に次期固定翼哨戒機P-1を配備する計画である旨お知らせしたところであります。
しかしながら、今般、開発中の次期固定翼哨戒機XP-1(以下「XP-11」という。)の地上試験機において発見された不具合の影響により、所要の措置を施すため、やむを得ず開発期間を1年間延長して平成24年度までにすることといたしました。
これに伴い、平成23年度末に厚木基地に配備することとしていた計画も、平成24年度に延期することとなりましたのでお知らせいたします。
防衛省としては、XP-1の飛行試験機による性能評価については、引き続き、厚木基地で行いますが、地上試験で安全が確認されている条件の範囲内で行い、飛行の安全確保には万全を期してまいるとともに、騒音軽減等について最大限配慮してまいりますので、貴職の御理解と御協力をお願い申し上げます。
なお、横浜防衛施設局長(当時)から貴市に通知いたしました昭和46年12月20日付け文書「厚木海軍飛行場の海上自衛隊による共同使用」の取扱いについても、引き続き、地元の状況を踏まえ検討してまいります。