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綾瀬市のお隣の藤沢市の市長選挙で、現職の海老根氏を押さえ、新人の鈴木恒夫氏が初当選しました。
鈴木恒夫氏は、自民党の県会議員だったかたですが、今回の市長選挙では、日本共産党は自主的に鈴木氏を応援しました。自民党の候補を共産党が支持するということは、これまでなかったことです。
この背景には、松下政経塾出身の海老根氏が行ってきた数々の法令違反や、歴史を逆流させようとする反動的な政治姿勢をここで断ち切らなければたいへんなことになるという時代認識があったのだと思います。教育現場の大きな反対の声を押し切って、侵略戦争を肯定的に教え込もうとする育鵬社の歴史や公民の教科書を採択させた市政の継続は、隣の市の市民としても許しがたいことでした。
なりはともあれ、失礼な言い方ですが“よりましな市長”が誕生したことによって、異常な藤沢市政が正常化されていくことを期待しています。
以下、日本共産党藤沢議員団が1月に発表していた声明です。
加藤なを子藤沢市会議員のブログもご覧ください。
2月5日告示・12日投票で藤沢市の市長選挙がおこなわれます。
日本共産党藤沢市議団は、今回の藤沢市長選挙は、自民党の県会議員を自主的に支援することを決めました。
その理由は、第1に、百条委員会で疑惑解明が進んでいる善行6丁目の土地取得疑惑、消防法違反の庁舎内でのバーベキュー事件、旧江の島水族館跡地の土地転がし疑惑と虚偽公文書作成事件、海老根後援会による金銭トラブルと政治資金規正法違反問題など、法令違反を繰り返し、責任は部下に押しつけるなど市長の人格が疑われます。
第2に、法令違反を繰り返す根底には、松下政経塾出身の首長に共通する市民無視、議会軽視、トップダウンの市政運営をすすめてきたことにあります。
第3に、中学校の歴史と公民の教科書を侵略戦争を美化する「育鵬社版」を採択させた事です。海老根市長の再選を阻止し、異常とも言える市政を正常な市政に変えるために、幅広く共同してたたかえる候補者を模索してきました。
出馬表明している鈴木恒夫氏は、明確に今の海老根市政を変える政治姿勢を明らかにしています。また、発表した基本政策でも受け入れられる項目が多いことから自主的に支援することを決めたものです。