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お願いいたします。
綾瀬市は、昨年の3月議会で重度障害者医療費助成制度を一部改悪してしまいました。
これは、これまで知的障害と身体障害にだけ適用されていたこの制度に、精神障害の方も新たに対象にするという前進的な改正と共に行われた改悪でした。知的、身体、精神の3障害に差別があってはいけない、ということで、精神障害の方も対象にするようにと、私たち日本共産党綾瀬市議団は求め続けてきましたので、この条例改正には賛成しましたが、65歳以上で新たに重度障害になられた方を排除するということには異議を申し立てました。
市の考え方は、精神障害1級の方を対象にすると財政がかかるので、制度を維持するために高齢者は資産があるので除外していく、というものです。
それでは、この改悪の影響が実際にはどうだったのか、3月2日の市民福祉常任委員会で問いただしました。
2011年7月から制度が変わりましたので、その7月から12月までの半年間で、新たに重度障害者になられた65歳以上の方は28名でした。この28名の方は「適用除外」とされ医療費の助成を受けられていません。
その28名の方の所得階層を確認しました。介護保険の所得階層に合わせて報告してもらいました(2012年度からの16段階表で記します)。
第2段階(本人・世帯とも非課税、課税年金収入額+合計所得金額=80万円以下)の方が、5名。
第4段階(本人・世帯とも非課税、課税年金収入額+合計所得金額=120万円超)の方が、1名。
第5段階(本人非課税・世帯課税、課税年金収入額+合計所得金額=80万円以下)の方が、4名。
第6段階(本人非課税・世帯課税、課税年金収入額+合計所得金額=80万円超)の方が、2名。
第7段階(本人課税・世帯課税、合計所得金額=190万円未満)の方が、9名。
第8段階(本人課税・世帯課税、合計所得金額=190万円以上300万未満)の方が、7名。
このように収入の少ない方ばかりが重度障害者になられているという結果があきらかになりました。こうした高齢者差別はすぐやめるべきです。
神奈川県では新年度から「重度精神障害者医療費助成制度を拡充し、精神障害者(1級)の通院を新たに対象にする」としています。
これは通院だけで入院は対象になっておらず、また県と市が2分の1ずつの負担ということなので大きな財政支援とは言えませんが、こうした動きも背景にして、すぐにでも65歳以上を対象に戻すよう、市に働きかけていきます。
22:04 from Twitter for Android
午後、原発ゼロをめざす3・11座間市民集会に参加し、黙祷とアピールパレードなどで私の思いを行動で表してきました。参加者数は250名くらい(この数字は私が指折り数えました)と予想を大きく超え、関心の高さがわかりました。 pic.twitter.com/kzPNX3DO
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原発ゼロの集会は、座間の県立谷戸山公園で開催されましが、公園内のパークセンターの屋根の下の放射線量がかなり高いのを発見しました。0.47マイクロシーベルト毎時を超える箇所もありました。座間市の市議と連携して除染を求めてまいります。