昨日は月に一度の懐石のお稽古の日でした。
今回の「懐石秘密箱」は、とても貴重な体験をすることができました。
禅の食事作法「行鉢」。
まずは座学。
本来は出家された、僧侶の方々の食事のお作法なのですが、
特別に、特別に、特別に、
今回は私たちにもわかりやすい言葉で、お作法にこめられている意義なども合わせて勉強させていただきました。
行鉢で唱えられるお経の意味も、はじめて知りました。
いつも何気なく、何も考えずに食事をいただいていることが恥ずかしくなってくるような
とても重みのある内容でした。
そのあと、お茶室にて、実際に、お道具を使って、お作法を教わりながらお食事をいただきました。
「食べること」の重みと、ありがたさをかみしめながら心静かに食事をいただく。
心をきれいに洗ってリセットする、春。
私にとって、新年度の最初のお稽古は、そんな意味のあるお稽古だったように感じました。
短冊の文字は「唯」。
お稽古の前の、お抹茶とお菓子[E:heart01]毎回楽しみにしています。
お稽古の後のフルーツ。
美しい~。