”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

野菜ソムリエクラブ(メロン)

2015-07-23 13:24:01 | 食育

磐田市の向笠公民館で

第21回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

  

今回のテーマは、

「メロンサミット@野菜ソムリエクラブ」。

  

先月に袋井市で開催された

「全国メロンサミットin袋井」で学んだことを

受講生の皆さまにお伝えし、

小規模でも、充実した内容にしようと

準備を進めてきました。

  

今、メロンの消費が伸び悩んでいる背景、

メロン農家が抱えている問題などをお話し、

静岡県で温室メロンが栽培されるようになったいきさつも、

原産地のニジェール川沿岸から順を追って

説明していきました。

  

 

今回集めたメロンは9種類です。

●エスパ(愛知県産、ノーネット、白肉)

 

  

  

●イエローキング(愛知県産、ノーネット、白肉)

  

  

 

●カナリアン(秋田県産、ノーネット、白肉)

  

  

  

●ニューメロン(袋井産、ノーネット、白肉)

  

  

 

●マリア―ジュ(山形県産、ネット、赤肉)

  

  

  

●アンデス(茨城県産、ネット、青肉)

  

  

  

●タカミ(愛知県産、ネット、青肉)

  

  

  

●キスミー(秋田県産、ネット、青肉)

  

  

  

●マスクメロン(袋井産、ネット、青肉

  

  

  

カットした断面もご覧ください。

●エスパ、イエローキング、カナリアン

  

  

 

●マリア―ジュ

  

  

  

●アンデス、タカミ、キスミー

  

 

  

●マスクメロン

 

  

   

9種類のメロンの食べ比べも行いました。

  

一番人気は、袋井産マスクメロンでした。

地元贔屓というのではなく、

やはり味、香り、肉質のきめ細やかさが他品種とは

大きく異なるという意見が多かったです。

 

山形県産のマリア―ジュは、濃厚で甘みが強い点が好まれました。

黄色い皮のノーネットのメロンは、

地元で夏に採れるキンコウ瓜をイメージしてしまい、

食べたいと思わなかったという人がほとんどでしたが、

食べてみると、甘いのにさっぱりとした食味で、

意外なおいしさだったそうです。

  

 

メロンが食べられなくなった理由に

「食べ頃がわからない。」ということが挙げられています。

今回、色々な種類を集めてみて、

それぞれが一番おいしい時に、受講生さんにお出しすることが

どんなに難しいことかよくわかりました。

 

  

ご参加くださった皆さま、

ニューメロン(古くから日本で作られていた露地栽培のメロン)を

提供してくださった生産者さま、

そして、急なお願いにも関わらず、資料を提供してくださった

静岡県農林技術研究所さま、

心から感謝申し上げます。

 

コメント
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